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樹皮に擬態2種 シロシタバ エゾシモフリスズメ [チョウ目]

8月のはじめ、コナラの幹を見るとおやっと目を見張った。
樹皮そっくりの2種の蛾がとまっていた。
擬態0810_1.jpg



















1種はカトカラの仲間では最大級の「シロシタバ」。
この夏もよく見かけたが、どれも翅の模様そっくりの地衣類の生えた幹にとまっていた。
シロシタバ0810_1.jpg



















もう1種はスズメガの仲間で、初めてみた「エゾシモフリスズメ」。
食樹はホオノキのようだがこの辺りで見た覚えがない。
何処からか飛んできたのだろう。
こちらも樹皮そっくりだ。

共に自分の体に似た場所にとまって敵の目を欺く隠蔽擬態、身体の色や模様がいわゆる保護色となっている。
自分の体の色や模様、さらにそれに似た場所がわかっているであろうことにいつも感心する。
エゾシモフリスズメ0810_1.jpg



















2019年8月10日 東京都 チョウ目ヤガ科 シロシタバ、スズメガ科 エゾシモフリスズメ

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