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秋はアキアカネ [トンボ目]

夜の8時、外からはアオマツムシの声が聞こえてくる。
今宵はエアコンもつけずに過ごせる涼しさ。
ようやく秋本番だろうか。
明日は中秋の名月、明後日が満月だそうだ。

昼間、草はらの空には無数のウスバキトンボが舞っていた。
そんな中を小さなヤンマ数匹が飛び交う。
カトリヤンマ 残念ながら写真に残せなかった。

先週あたりから、「アキアカネ」の姿がちらほら見られるようになってきた。
アキアカネ0907.JPG



















例年の今頃、避暑を終え成熟して赤く色付いたアキアカネたちが大挙してやってくるのだが今年はまだ数が少ない。
ウスバキトンボは精霊トンボと言われるようにお盆の頃に多くみられる印象で、個人的にはどちらかというと夏のトンボのイメージ。
やはり秋と言えばアキアカネ。
そろそろたくさんのアキアカネが飛ぶ空を見てみたい。
それがきっと秋の空!
アキアカネ0910.JPG



















2019年9月12日 東京都 トンボ目トンボ科 アキアカネ

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ボケにモンクロのシャチホコ幼虫2種 [チョウ目]

ボケの木を見ていると葉に食べ痕があった。
おおっ、いるかな?

と探してみると、夢中で葉を食べている「モンクロシャチホコ」の幼虫がいた。
バラ科の木に付く毛虫でよくサクラの葉を集団で食い尽くすことからサクラ毛虫とも呼ばれる。
サクラの葉を食べることから食べるとサクラの味がすると言われるが、そんな勇気はこれっぽちもない。
終齢になると体が黒くなり毛が金色に輝く。
モンクロシャチホコ0901_1.jpg



















ならばもう1種とさらに探すといたいた、こちらもモンクロと名に付く「モンクロギンシャチホコ」の幼虫。
鮮やかな黄緑色にエンジ色の模様がまるで枯れた葉のように見える擬態の名手だ。
ちなみに、頭は左で右がお尻。
よく間違われるので念のため。
モンクロギンシャチホコ0901_1.jpg



















こんな擬態の名手にも魔の手が迫っていた。
すぐそばの入り組んだ枝の中にいたのは鎌のお手入れ中の「オオカマキリ」のメス。
でっぷりとしたお腹はどれほど獲物を捕らえたのか?
サクラの味はさぞかし美味であっただろう。
オオカマキリ0901_1.jpg



















2019年9月1日 東京都 チョウ目シャチホコガ科 モンクロシャチホコ、モンクロギンシャチホコ カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

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