2化目のヤマトシリアゲ
今よく見られる「ヤマトシリアゲ」。
年に2回発生し初夏に見られるのは体が黒っぽいが今見られる2化目は飴色でベッコウシリアゲとも言われ昔は別種と思われていたようだ。
虫を襲って食べるなどと書いているnetもあるようだが、どう見ても襲う武器はなく今まで見た限りは弱って身動き出来ない小さな虫や死んだ骸を食べている。
クモの巣にかかった獲物を横取りしている姿もよく見かける。
この日、林縁の枝先にオスもメスもたくさんのヤマトシリアゲたちが集まっていた。
何かの骸をむさぼっているようだ。
この虫はオスが獲物をメスのために用意して、メスが食べている間に交尾することが知られている。
見ると交尾しているカップルがいた。
ここではオスは労せずして・・・だろう。

さて、この骸の正体はと裏側へ回ってみたら、どうやらスズメガの幼虫のよう。
何らかの原因で命を落としてだらーんとなったところをシリアゲたちに見つかったのだろう。
死んで他の命の糧になる、こうして生きものたちは繋がっていく

2019年9月12.15日 東京都 シリアゲムシ目シリアゲムシ科 ヤマトシリアゲ
この日、林縁の枝先にオスもメスもたくさんのヤマトシリアゲたちが集まっていた。
何かの骸をむさぼっているようだ。
この虫はオスが獲物をメスのために用意して、メスが食べている間に交尾することが知られている。
見ると交尾しているカップルがいた。
ここではオスは労せずして・・・だろう。

さて、この骸の正体はと裏側へ回ってみたら、どうやらスズメガの幼虫のよう。
何らかの原因で命を落としてだらーんとなったところをシリアゲたちに見つかったのだろう。
死んで他の命の糧になる、こうして生きものたちは繋がっていく

2019年9月12.15日 東京都 シリアゲムシ目シリアゲムシ科 ヤマトシリアゲ
秋の里山の虫たち2 [季節]
今日は台風何号だっけ?
17号?の影響で湿気を含んだ南風が強く吹いて厳しい暑さでまいってしまった。
湿った風では汗が乾かずだ。
先日の台風被害の地域に更なる被害がないことを祈るばかりだった。
少し前に谷戸を歩いて見つけた虫たち。
ラブリーにこちらを見つめる「ヤマトシジミ」のカップル。
17号?の影響で湿気を含んだ南風が強く吹いて厳しい暑さでまいってしまった。
湿った風では汗が乾かずだ。
先日の台風被害の地域に更なる被害がないことを祈るばかりだった。
少し前に谷戸を歩いて見つけた虫たち。
ラブリーにこちらを見つめる「ヤマトシジミ」のカップル。
瞳に見える黒い点はカマキリでお馴染みの偽瞳孔。
左がメスかな。

ウドの花に来ていた「コアオハナムグリ」。
コガネムシの仲間ではfieldで最もポピュラーな種でまさに名前通りに花に潜っている姿をよく見かける。
このウドの花を見ると毎年名前が出て来なくて難儀する。
ウドの大木と覚えているのだがこれ自体が出てこない・・・。

林縁にいたのは同じコガネムシの仲間の「シロテンハナムグリ」。
ウドの花に来ていた「コアオハナムグリ」。
コガネムシの仲間ではfieldで最もポピュラーな種でまさに名前通りに花に潜っている姿をよく見かける。
このウドの花を見ると毎年名前が出て来なくて難儀する。
ウドの大木と覚えているのだがこれ自体が出てこない・・・。

林縁にいたのは同じコガネムシの仲間の「シロテンハナムグリ」。
夏にカブトムシやカナブンなどと一緒に樹液に来ているのをよく見かける。
撮った時には気付かなかったが、すぐ下には薩摩の実=ハゼノキの実に似ている事から名付けられた「ワキグロサツマノミダマシ」がいた。
撮った時には気付かなかったが、すぐ下には薩摩の実=ハゼノキの実に似ている事から名付けられた「ワキグロサツマノミダマシ」がいた。
シロテンハナムグリは、横に高い場所で樹液を出しているクヌギがあるのでそこから落ちてきたのだろうか?
昆虫酒場もそろそろ閉店の季節が近づいてきた。

2019年9月23日 東京都 チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ、セリ目ウコギ科 ウド、コウチュウ目コガネムシ科 コアオハナムグリ、シロテンハナムグリ
昆虫酒場もそろそろ閉店の季節が近づいてきた。

2019年9月23日 東京都 チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ、セリ目ウコギ科 ウド、コウチュウ目コガネムシ科 コアオハナムグリ、シロテンハナムグリ
小さな小さなススキの株まわりにも [季節]
職場の周りのあちこちで大きなススキの株が穂を伸ばし花を咲かせ始めている。
そんな中で、穂を伸ばせずにいる小さなススキの株がある。
でも小さくたってたくさんの虫たちの棲家になっていて、このところずっと朝にこのススキの周りを観察中。
そんな中で、穂を伸ばせずにいる小さなススキの株がある。
でも小さくたってたくさんの虫たちの棲家になっていて、このところずっと朝にこのススキの周りを観察中。
今の時期、あちこちで群生している「ツユクサ」やキツネノマゴも株の中でひっそりと花を咲かせている。

数日前にススキの株の中にいた「クビキリギス」の幼虫は、この日お隣のメヒシバの茎で股のぞき。
天橋立ではないだろうに、良いものが見えますか?
お尻の先の黒いものは・・・、ご想像通り。

朝の光にお目覚め?の「イチモンジセセリ」。
最もポピュラーなセセリチョウでまるで弾丸のようなスピードで花から花へ。
この時期は、キツネノマゴの花でよく見られる。

すぐ脇のクズの葉の上には、朝の陽ざしに翅を広げたセセリチョウ。
ヒメキマ、コキマ、キマダラあたりか、図鑑で絵合わせしてみたがピッタシくるものが見つからない。

キンミズヒキの穂にとまっているのは前にも紹介したガの「ヤホシホソマダラ」。
ここ数日、1頭だけこのあたりのどこかで見られる。
同じ個体なのかな?

斜めになったクズの葉に器用につかまるフキバッタの仲間。
顔はまさしく仮面ライダーだ。
令和元年最初の仮面ライダーゼロワンもバッタがモチーフ。
歴代、カブト、クワガタ、トンボ、コウモリ、ロケット、時計、ゲーム、幽霊、車、戦国武将、魔法使い、童話、鬼、トランプなど様々な仮面ライダーが現れたが、元年だけにバッタに戻ったという事か?

2019年9月15.22日 東京都 ツユクサ目ツユクサ科 ツユクサ、バッタ目キリギリス科 クビキリギス、チョウ目セセリチョウ科 イチモンジセセリ、チョウ目マダラガ科 ヤホシホソマダラ、バッタ目バッタ科 フキバッタsp.