歩いていると足元から大きめな褐色の虫が飛び去った。
とまった先を忍び足で近寄って見ると、枯葉そっくりの「オスグロトモエ」の春型だった。
春型は名前由来の巴紋が不明瞭だ。
この仲間には似たハグルマトモエもいてややこしいが、これはオスグロトモエでいいと思う。
この2種はとても似ていてどちらだろうと毎回同定に難儀するのだ。
いつも気付かず近寄って飛ばれ、正体を確認しようとすると敏感に察知して遠くへ飛んで行ってしまうので今回は撮れてラッキーだった。
まぁ、地面や枯葉に紛れて、そもそも気付くはずがないのだが・・・。
2019年5月19日 東京都 チョウ目ヤガ科 オスグロトモエ