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トイレ詣で 春のガたち [チョウ目]

暖かかったり寒かったりとまだまだ気候が安定しない。
公園で唯一?夜中に灯りが付いているトイレは蛾たちの観察ポイントだ。
午前中に訪れるほうが多く見られ、先日久しぶりにいろいろ集まっていた。


既出の「ヒロバフユエダシャク」のオス。
今シーズンはまだメスを見ることが出来ていない。
ヒロバフユエダシャク0306_1.jpg





























これも既出の「アトジロエダシャク」。
あちこちで見掛ける機会が増えてきた。
アトジロエダシャク0306_1.jpg





























この日の新顔は「シロテンエダシャク」。
一見フユシャクにも見えるが、メスはオスと同様大きな翅があるのでフユシャクのカテゴリーから外れる。
一年ぶりに見るとこんなに大きかったかと意外だった。

翅の模様は多様性に富むので私ごときには手強い種である。

ここに現れる種を見ても春はそこまで、いやもう春なのだろう。
シロテンエダシャク0306_1.jpg



















2018年3月6日 東京都 チョウ目シャクガ科 ヒロバフユエダシャク、アトジロエダシャク、シロテンエダシャク

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真昼の超高速 フチグロトゲエダシャク [チョウ目]

いよいよフユシャクも終わりに近い3月の初旬、多くのフユシャクファンが白昼草地にある種を求めて繰り出す。
まぁ僕もその一人なのだが・・・。

フユシャクといえば夜行性が多いが、昼に活動するメジャーな種は初冬に現れるクロスジフユエダシャクと早春に現れる「フチグロトゲエダシャク」くらい。

そう、今このフッチーこと「フチグロトゲエダシャク」が熱い!
草地を超高速で飛んで大きな触覚でメスのフェロモンを嗅ぎ当てる。


いったい何が多くの人を魅了するのだろうか?
フユシャクの中でも先に述べたように昼行性の種だから?オスの立派な触角?翅の模様?ずんぐりしたアザラシの様なメス?
惹かれる理由は人それぞれだろう。


今日も多くのファンが草地でこの小さな蛾を追っていたに違いない。

僕も行きたいところだが、仕事と休みに予定があって今年も無理そうだ。

ということで過去に撮った写真を。
来年こそはと思いながらも何とか暇を見つけて・・・・。
フチグロトゲエダシャク_1.jpg



















2013年 埼玉県 チョウ目シャクガ科 フチグロトゲエダシャク

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今日のフユシャク トギレフユエダシャク [チョウ目]

今日は天気予報通り、午後には気温が22℃近くまで上がるこの時期にしては異常な暖かさだった。
アオイスミレ、コスミレ、タチツボスミレも開花して一気に春が進んだようだ。

今シーズン18種目確認のフユシャクは「トギレフユエダシャク」のオスだった。
木々でメスを探したが残念ながら見つからず。
フユシャクのメスの中では大きめの翅を持ち、お洒落な装いが好みなのだが・・・。
トギレフユエダシャク0304_1.jpg






















メスといえば木柵で見つけた恐らく「シロトゲエダシャク」。
卵で大きなお腹がパンパンだ。
シロトゲエダシャク0304_1.jpg






















2018年3月4日 東京都 チョウ目シャクガ科 トギレフユエダシャク、シロトゲエダシャク

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春なのにシックで高級感のあるコートを羽織った アトジロエダシャク [チョウ目]

蛾の集まるトイレの壁で見つけた「アトジロエダシャク」。
3月から4月に現れる春蛾だが、翅は地味な色だが艶があって美しい。
幼虫は広食性。
今日も暖かく、撮れなかったがビロードツリアブも飛んでいよいよ楽しくなりそうだ!
アトジロエダシャク0228_1.jpg



















2018年2月28日 東京都 チョウ目シャクガ科 アトジロエダシャク

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ヤマアカガエル

三寒四温を繰り返し少しづつ暖かくなる早春、低気圧が南岸を進み暖かな風が雨を伴って吹くと雑木林から湿地へやって来る「ヤマアカガエル」。
カエルたちが姿を現すと春を実感する。
ヤマアカガエル0301-4_1.jpg



















湿地から聞こえるキャラララ♪という声は春を告げる風物詩といってもいいだろう。
ヤマアカガエル0301-5.JPG



















水面にひょっこり出した顔を見ると癒される。
ヤマアカガエル0301-6_1.jpg





























2018年3月2日 東京都 無尾目アカガエル科 ヤマアカガエル

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宴の始まり♪ ヤマアカガエル [両生類]

昨晩は予報通り、春の嵐がやって来た。
朝起きても暖かく、これはきっと・・・と湿地へ行ってみた。

湿地のそばまで来るとニャラニャラとあの懐かしい声が聞こえ水面に波紋が出来ている。

そっと近づくとたくさんのアカガエルたちが宴を始めていた。
嬉しくなって不意に覗き込んでしまったので、皆一斉に姿を消してしまった。
岸の近くには複数のメスが産んだであろう大きな卵塊があった。
ヤマアカガエル0301_1.jpg



















一度姿を消すと、なかなか現れてはくれない。
30分近く、岸に屈んで再び現れるのを待った。
遠く鳴き声が数回聞こえ、それを合図にあちこちで声が聞こえてきた。

するとどこからともなくカエルたちが戻ってきた。いったいどこに隠れていたのか?
ヤマアカガエル0301-1_1.jpg



















泳いだり岸辺に集合したりと忙しいが、ペアになったのは見つからない。
ほとんどがヤマアカガエルだ。
体色が濃く、背中の筋が鼓膜の後で湾曲しオスは鳴くときに鳴嚢を膨らませるのが特徴だ。
ヤマアカガエル0301-3_1.jpg



















賑やかになった湿地がまた静まり返りカエルたちが姿を消した。
誰か来たのか?と振り返るが誰もいない。
その時、大きな影が水面に写った。
空を見上げるとそこにはトビが飛んで下を覗き込んでいた。

カエルたちは危険を察知して姿を消したのだった。
ふうぅ、また現れるのを待たなければならない。
トビ0301_1.jpg



















数十分が経ったとき、湿地に賑やかさが戻ってきた。
しかしこちらの足が限界、しびれてしまった。
数枚撮ってここで断念。
彼らはとにかく敏感で近寄らせてくれないので望遠レンズで撮っていたのだが、手振れ続出で結局満足いく写真は撮れなかった。

また、出直しだ。
ヤマアカガエル0301-2_1.jpg



















2018年3月1日 東京都 無尾目アカガエル科 ヤマアカガエル


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