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ヤマアカガエル

三寒四温を繰り返し少しづつ暖かくなる早春、低気圧が南岸を進み暖かな風が雨を伴って吹くと雑木林から湿地へやって来る「ヤマアカガエル」。
カエルたちが姿を現すと春を実感する。
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湿地から聞こえるキャラララ♪という声は春を告げる風物詩といってもいいだろう。
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水面にひょっこり出した顔を見ると癒される。
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2018年3月2日 東京都 無尾目アカガエル科 ヤマアカガエル

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宴の始まり♪ ヤマアカガエル [両生類]

昨晩は予報通り、春の嵐がやって来た。
朝起きても暖かく、これはきっと・・・と湿地へ行ってみた。

湿地のそばまで来るとニャラニャラとあの懐かしい声が聞こえ水面に波紋が出来ている。

そっと近づくとたくさんのアカガエルたちが宴を始めていた。
嬉しくなって不意に覗き込んでしまったので、皆一斉に姿を消してしまった。
岸の近くには複数のメスが産んだであろう大きな卵塊があった。
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一度姿を消すと、なかなか現れてはくれない。
30分近く、岸に屈んで再び現れるのを待った。
遠く鳴き声が数回聞こえ、それを合図にあちこちで声が聞こえてきた。

するとどこからともなくカエルたちが戻ってきた。いったいどこに隠れていたのか?
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泳いだり岸辺に集合したりと忙しいが、ペアになったのは見つからない。
ほとんどがヤマアカガエルだ。
体色が濃く、背中の筋が鼓膜の後で湾曲しオスは鳴くときに鳴嚢を膨らませるのが特徴だ。
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賑やかになった湿地がまた静まり返りカエルたちが姿を消した。
誰か来たのか?と振り返るが誰もいない。
その時、大きな影が水面に写った。
空を見上げるとそこにはトビが飛んで下を覗き込んでいた。

カエルたちは危険を察知して姿を消したのだった。
ふうぅ、また現れるのを待たなければならない。
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数十分が経ったとき、湿地に賑やかさが戻ってきた。
しかしこちらの足が限界、しびれてしまった。
数枚撮ってここで断念。
彼らはとにかく敏感で近寄らせてくれないので望遠レンズで撮っていたのだが、手振れ続出で結局満足いく写真は撮れなかった。

また、出直しだ。
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2018年3月1日 東京都 無尾目アカガエル科 ヤマアカガエル


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