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春の蛾のニューフェイスたち [チョウ目]

いつものトイレに蛾を見に行った。
この日であった春のニューフェース。
灰色の壁にとまっていた、知る人にはモンキッキでお馴染みの「モンキキナミシャク」。

幼虫の食樹はブナ科のコナラやクヌギなので二次林の里山では多く見られる種だ。
モンキキナミシャク0314_1.jpg



















少し高い場所で同じ方向を向いて仲良く並んでいたのは大型の種、既出の右アトジロエダシャクと初見の「カバキリガ」。

共に早春に出現する。
カバキリガ0314_1.jpg



















このところ多く見られるようになってきた「ハスオビエダシャク」も1個体灯りに来ていた。
近づくと飛んで地面に降り立った。
暖かいと蛾たちの活性も高い。
ハスオビエダシャク0314_1.jpg



















似た種のホソバトガリエダシャクは今多く見られるが、今シーズン初見の「ヒロバトガリエダシャク」。
見慣れてくれば見分けは容易だが、覚えても1年経つと識別点を忘れてしまうのが悲しくも残念である。
ヒロバトガリエダシャク0314_1.jpg



















キリガの中でもそのデザインが素晴らしい「スギタニキリガ」も見られた。
ここでは毎年見られる常連で姿を見て春を実感する。
スギタニキリガ0314-1_1.jpg



















チョウとガは同じチョウ目ではあるが、種の多さは圧倒的にガが多く色やデザインにも目を見張るものが多い。
なのに圧倒的にチョウの方が人気が高いのはちょっと残念だ。
スギタニキリガ0314-2_1.jpg



















2018年3月14日 東京都 チョウ目シャクガ科 モンキキナミシャク、カバエダシャク、アトジロエダシャク、ヤガ科 カバキリガ、シャクガ科 ハスオビエダシャク、ヒロバトガリエダシャク、ヤガ科 スギタニキリガ

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