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お腹の大きなコカマキリ [カマキリ目]

草はらに立っている杭の割れ目に何かいないかと見ると、お腹の大きなコカマキリのメスがいた。
身を隠すにはちょうど良い場所だ。
コカマキリ1003_1.jpg


















人工物によく産卵しているコカマキリだが、このメスもこの杭に産卵するのだろうか?
機会を見て見に行こう。

標準のズームレンズとしてSIGMAの17-70mmを使っているが、マクロ撮影もできて写りもなかなか良く使いやすいレンズだと思う。購入当時は手振れ補正がなかったが、今発売されているのは手振れ補正付なのでできれば買い換えたいのだがなぁ。
コカマキリ1003-1_1.jpg


















2015年10月03日 東京都
カマキリ目カマキリ科 コカマキリ  CANON EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO  HCM













ツチイナゴとナンバンハコベ [バッタ目]

穂が出たススキを見て歩いていると葉の上にいた「ツチイナゴ」。
すっかり立派な体格の大人になっていた。
大きさ的にはトノサマバッタに引けを取らないビッグサイズ。
バッタの仲間では数少ない成虫越冬だ。
ツチイナゴ0922_1.jpg


















他に何かいないかと目を凝らしていると、見慣れない黒い実が目に入った。
頭の中で黒い実リストがグルグルグル~。
合致したのは見たことのない「ナンバンハコベ」。
ひょっとしてこれがナンバンハコベ?
撮って帰って確認したがナンバンハコベに違いない。
ナンバンと名に付くが在来種で、埼玉県では準絶滅危惧、東京都では絶滅危惧Ⅱ類と希少種だ。
花が見たかったが、場所がわかったので来年に持ち越し!
ナンバンハコベ0922_1.jpg


















2015年9月22日 埼玉県
バッタ目バッタ科 ツチイナゴ
ナデシコ目ナデシコ科 ナンバンハコベ                 EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


久しぶりのテングチョウ [チョウ目]

夏の間、あまり見かけなかったテングチョウだが、このところちょくちょく姿が見られるようになった。
暑い夏はヒョウモンチョウと同じように夏眠していたのだろうか?
この日もイノコヅチの花に。
テングチョウ0922-1_1.jpg



























今見られる成虫たちは、これからくる冬を乗り越えて次の年に命を繋ぐのだろう。
ここ数年、テングチョウが大発生したがさて来年はどうなるかな。
テングチョウ0922_1.jpg


















2015年9月22日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 テングチョウ  CANON  EOS50D EF70-200 F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ

コブシの実に集まるカメムシ [カメムシ目]

歩いていると足元に赤い種が落ちている。
おおむねアオハダ、ホオノキ、コブシあたりだろう。
見上げるとたわわに実ったコブシ。
コブシ0922_1.jpg



























撮影した日から10日経っているので、今はほとんどの実が裂開しているのだろう。
名の通り拳のような実から赤い実がのぞくのは、ちょっと気持ちが悪いと思ってしまう。
コブシ0922-1_1.jpg


















アカスジキンカメムシの幼虫がいないかと探して見ると、あちこちの葉に別種のカメムシが集まっていた。
様々なステージの幼虫がいるが、アカスジではない。
一見キバラヘリカメムシの幼虫に似ているが、この時点で種はわからず。
ミナミトゲヘリカメムシ0922-1_1.jpg


















近くの葉に成虫がいたので撮影して帰って調べたところ、どうやら「ミナミトゲヘリカメムシ」のようだ。
南方系の種でミカンの害虫、北へ生息域を拡大しているカメムシだ。
この木ではお目当のアカスジキンカメムシは見つからなかった。
ミナミトゲヘリカメムシ0922_1.jpg


















2015年9月22日 東京都
カメムシ目ヘリカメムシ科 ミナミトゲヘリカメムシ
CANON  EOS50D EF70-200 F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

コカマキリ [カマキリ目]

湿地ではピンク色の花が目立つようになってきた。
少し前から咲いていただろうに全く気付かなかった「アカバナ」。
東京都ではレッドデータに掲載はされていないが、見られる場所が少なくなっている種だ。
アカバナ0922_1.jpg



























少し大きめで存在感のある「ツリフネソウ」。
ホシホウジャクが長いストローを伸ばして吸蜜に訪れていた。
蜜が花の奥にあるので、この花の恩恵を得られる虫は限られているようだ。
ホシホウジャク_1.jpg


















湿地の中に入って目を凝らすと、小さな「イボクサ」が咲いていた。
水田雑草、ツユクサの仲間と聞くとなるほどって思う。
岸からはなかなか目に入らぬなぁ。
イボクサ0922_1.jpg


















岸辺の草に「コカマキリ」がいた。
ここではよく見かけるが、ひゃー、怖い!
コカマキリってこんなに怖かったっけ・・・。
kokamakiri_1.jpg



























2015年9月22日 東京都
フトモモ目アカバナ科 アカバナ
フウロソウ目ツリフネソウ科 ツリフネソウ
ツユクサ目ツユクサ科 イボクサ         
EOS70D EF100mm F2.8L IS USM