ホソミイトトンボ 越冬型の交尾 [トンボ目]
里山の田んぼの畔で小さなイトトンボが連結して飛んでいるのを見つけた。
こんなに奇麗な青はホソミオツネントンボかホソミイトトンボだ。
止まったところをファインダーで覗いてみると「ホソミイトトンボ」のカップルだった。
元来南方系の種で北へ生息域を拡大しているようだ。
そういえばここ数年、年中よく見かける。
見ているとメスが腹端を持ち上げてオスの副性器に密着。
これで交尾が成立し、形もすっかりハート形でラブリー。
冬の越冬時は褐色だが、早春になると鮮やかな水色に色変わり。
この色は本当に美しいなぁ。
ホソミオツネンイトトンボも成虫越冬で春には奇麗な濃い水色に変化するが、過去10年間で見つけたのは1度だけと非常に稀だ。
2021年6月6日 東京都 トンボ目イトトンボ科 ホソミイトトンボ
こんなに奇麗な青はホソミオツネントンボかホソミイトトンボだ。
止まったところをファインダーで覗いてみると「ホソミイトトンボ」のカップルだった。
元来南方系の種で北へ生息域を拡大しているようだ。
そういえばここ数年、年中よく見かける。
見ているとメスが腹端を持ち上げてオスの副性器に密着。
これで交尾が成立し、形もすっかりハート形でラブリー。
冬の越冬時は褐色だが、早春になると鮮やかな水色に色変わり。
この色は本当に美しいなぁ。
ホソミオツネンイトトンボも成虫越冬で春には奇麗な濃い水色に変化するが、過去10年間で見つけたのは1度だけと非常に稀だ。
2021年6月6日 東京都 トンボ目イトトンボ科 ホソミイトトンボ
2021-06-08 19:56
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今年も出会えた国の絶滅危惧種 ヤホシホソマダラ [チョウ目]
1月ほど前に職場のススキに幼虫がいた「ヤホシホソマダラ」が、昨日成虫となって同じススキの株の葉にとまっていた。
ああっ、今年もこの美しい蛾に会えて良かったなぁと思う。
4月28日に見たススキの葉を食べる幼虫。
メタリックなブルーの地色に黄色い8つの斑が美しく、幼虫はススキを食する。
食草となるススキの原っぱが減少している事からか、環境省のレッドリスト2020では準絶滅危惧種(NT)に東京都レッドリスト2020では多摩部で絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。
同マダラガ科のよく似たキスジホソマダラも幼虫はササやススキ食べるが、こちらは希少種ではないようだ。
今日も同じと思われる個体がススキの葉上に。
幼虫は複数確認しているので、今後もう少し数が増えてくると期待している!
2021年6月6-7日 東京都 チョウ目マダラガ科 ヤホシホソマダラ
ああっ、今年もこの美しい蛾に会えて良かったなぁと思う。
4月28日に見たススキの葉を食べる幼虫。
メタリックなブルーの地色に黄色い8つの斑が美しく、幼虫はススキを食する。
食草となるススキの原っぱが減少している事からか、環境省のレッドリスト2020では準絶滅危惧種(NT)に東京都レッドリスト2020では多摩部で絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。
同マダラガ科のよく似たキスジホソマダラも幼虫はササやススキ食べるが、こちらは希少種ではないようだ。
今日も同じと思われる個体がススキの葉上に。
幼虫は複数確認しているので、今後もう少し数が増えてくると期待している!
2021年6月6-7日 東京都 チョウ目マダラガ科 ヤホシホソマダラ
2021-06-07 20:25
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職場のテラスの天井にお洒落な蛾 モンクロギンシャチホコ [チョウ目]
朝、10日ぶりの職場の天井に色といいデザインといい渋くてお洒落な蛾が止まっていて、是非近くで見たいと降りてもらった。
ん~、これは今までに見たことが無いかも・・・・。
調べると、なるほど毎年数回入口のボケで見るイモムシの親、「モンクロギンシャチホコ」だった。
幼虫は何度も見てきたが、成虫は初めて。
幼虫は黄緑色に黄色や細かなデザインがあしらわれた紫色がとても美しいが、成虫はシックで次元の異なる美しさ!
あのイモムシが大人になったらこんなになるのかと、改めて生き物の不思議に感動したのだった。
2021年6月6日 東京都 チョウ目シャチホコガ科 モンクロギンシャチホコ
ん~、これは今までに見たことが無いかも・・・・。
調べると、なるほど毎年数回入口のボケで見るイモムシの親、「モンクロギンシャチホコ」だった。
幼虫は何度も見てきたが、成虫は初めて。
幼虫は黄緑色に黄色や細かなデザインがあしらわれた紫色がとても美しいが、成虫はシックで次元の異なる美しさ!
あのイモムシが大人になったらこんなになるのかと、改めて生き物の不思議に感動したのだった。
2021年6月6日 東京都 チョウ目シャチホコガ科 モンクロギンシャチホコ
2021-06-06 20:40
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三つ巴の空中戦 [鳥類]
秩父の山中でカラスが騒ぐので空を見上げると、三つ巴の空中戦が行われていた。
一番大きなノスリ、サシバ、そしてハシブトガラス。
恐らく事の発端は、サシバが営巣している近くにノスリが現れそのノスリをサシバが追いかけていたのを見てハシブトガラスが参戦したと思われた。
カラスはタカなどの猛禽類を追い払うモビング(疑似攻撃)をするが、仕掛けられた猛禽類はそれほど反撃はせず甘んじてそれを受け入れているように思う。この両者の行動は不思議だ。
結果、サシバに追われたノスリは山向こうへ逃げ、サシバは営巣場所方向へ飛び去り、ハシブトガラスももといた林へ帰って行った。
それにしてもこのハシブトガラスは何故参戦したのだろうか?
近くに営巣していたのか、謎である。
2021年6月1日 埼玉県(丘陵外) タカ目タカ科 ノスリ、サシバ、スズメ目カラス科 ハシブトガラス
一番大きなノスリ、サシバ、そしてハシブトガラス。
恐らく事の発端は、サシバが営巣している近くにノスリが現れそのノスリをサシバが追いかけていたのを見てハシブトガラスが参戦したと思われた。
カラスはタカなどの猛禽類を追い払うモビング(疑似攻撃)をするが、仕掛けられた猛禽類はそれほど反撃はせず甘んじてそれを受け入れているように思う。この両者の行動は不思議だ。
結果、サシバに追われたノスリは山向こうへ逃げ、サシバは営巣場所方向へ飛び去り、ハシブトガラスももといた林へ帰って行った。
それにしてもこのハシブトガラスは何故参戦したのだろうか?
近くに営巣していたのか、謎である。
2021年6月1日 埼玉県(丘陵外) タカ目タカ科 ノスリ、サシバ、スズメ目カラス科 ハシブトガラス
2021-06-05 18:00
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ガ 色々 [チョウ目]
5月末から見掛けたガたち。
電球をLEDに替えて夜間も点灯するようになったトイレにいた「ナミガタエダシャク」。
地味でよく似た種がいるので名前を知るのに手間取った。
幼虫の食草はバラ科、ブナ科をはじめ広食性で何でも食べるようだ。
職場デッキの天井に止まっていた美しいアオシャクの仲間。
この仲間も色々いて悩まされる。
幼虫はブナ科の葉を食べる「コシロオビアオシャク」。
コナラの葉上で見つけた同じくアオシャクの仲間「カギシロスジアオシャク」。
幼虫はブナ科の葉を食べ、越冬中の幼虫は冬芽そっくりに擬態していることが知られている。
こちらもそっくりさんが数種いる「ベニスジヒメシャク」の仲間。
ベニスジ、コベニスジ、フトベニスジ、ウスベニスジヒメシャクはよく似ていて、僕は外見では識別できない。
今の時期、時折見られる真っ白いガ。
ツバメエダシャクの仲間でこれは「シロツバメエダシャク」。
この種も他にウスキ、コガタ、フトスジ、ノムラ、ヒメツバメエダシャクがいて、確認時期、場所、顔の色、後翅外縁突起の形状などが同定要素となりチェックしなければならないのでややこしい。
2021年5月29日、6月2日 東京都 チョウ目シャクガ科ナミガタエダシャク、コシロオビアオシャク、カギシロスジアオシャク、ベニスジジヒメシャク、シロツバメエダシャク
電球をLEDに替えて夜間も点灯するようになったトイレにいた「ナミガタエダシャク」。
地味でよく似た種がいるので名前を知るのに手間取った。
幼虫の食草はバラ科、ブナ科をはじめ広食性で何でも食べるようだ。
職場デッキの天井に止まっていた美しいアオシャクの仲間。
この仲間も色々いて悩まされる。
幼虫はブナ科の葉を食べる「コシロオビアオシャク」。
コナラの葉上で見つけた同じくアオシャクの仲間「カギシロスジアオシャク」。
幼虫はブナ科の葉を食べ、越冬中の幼虫は冬芽そっくりに擬態していることが知られている。
こちらもそっくりさんが数種いる「ベニスジヒメシャク」の仲間。
ベニスジ、コベニスジ、フトベニスジ、ウスベニスジヒメシャクはよく似ていて、僕は外見では識別できない。
今の時期、時折見られる真っ白いガ。
ツバメエダシャクの仲間でこれは「シロツバメエダシャク」。
この種も他にウスキ、コガタ、フトスジ、ノムラ、ヒメツバメエダシャクがいて、確認時期、場所、顔の色、後翅外縁突起の形状などが同定要素となりチェックしなければならないのでややこしい。
2021年5月29日、6月2日 東京都 チョウ目シャクガ科ナミガタエダシャク、コシロオビアオシャク、カギシロスジアオシャク、ベニスジジヒメシャク、シロツバメエダシャク
2021-06-04 19:40
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キバネツノトンボ 産卵する [アミメカゲロウ目]
昨日は秩父で仕事だったが、何気に草はらを見つめていると草に黒いものがとまっていた。
何だろう?
何かしら?
近付くとそれはイネ科にとまった「キバネツノトンボ」。
my fieldでは見られない久しぶりに見る種で嬉しい発見だった。
いつも飛び続けている印象なので何をしているのかよく見ると、腹端近くの茎に卵が一つあり産卵を始めたところのよう。
茎の左側にお尻を当ててどうやらもう一つ産むようだ。
次に茎の右側にお尻を当ててもう一つ。
何だろう?
何かしら?
近付くとそれはイネ科にとまった「キバネツノトンボ」。
my fieldでは見られない久しぶりに見る種で嬉しい発見だった。
いつも飛び続けている印象なので何をしているのかよく見ると、腹端近くの茎に卵が一つあり産卵を始めたところのよう。
茎の左側にお尻を当ててどうやらもう一つ産むようだ。
次に茎の右側にお尻を当ててもう一つ。
とまった位置はそのままで腹を茎の左右にもっていって交互に産んでいた。
その後次々と産んで産み付けられた卵はこんな感じ。
最終的に産んだ卵は全部で33個で少しすると翅を震わせて飛行準備。
準備が整ったらふわりと飛んで周囲を飛行し、近くの木の向こうに姿を消した。
このメスは無事に役割を果たせたようだ。
ツノトンボの仲間は、螺旋だったり左右交互だったりと種によって卵の産み付け方が決まっているみたい。
2021年6月1日 埼玉県(丘陵外) アミメカゲロウ目ツノトンボ科 キバネツノトンボ
その後次々と産んで産み付けられた卵はこんな感じ。
最終的に産んだ卵は全部で33個で少しすると翅を震わせて飛行準備。
準備が整ったらふわりと飛んで周囲を飛行し、近くの木の向こうに姿を消した。
このメスは無事に役割を果たせたようだ。
ツノトンボの仲間は、螺旋だったり左右交互だったりと種によって卵の産み付け方が決まっているみたい。
2021年6月1日 埼玉県(丘陵外) アミメカゲロウ目ツノトンボ科 キバネツノトンボ
2021-06-02 21:37
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