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キバネツノトンボ 産卵する [アミメカゲロウ目]

昨日は秩父で仕事だったが、何気に草はらを見つめていると草に黒いものがとまっていた。
何だろう?
何かしら?
キバネツノトンボ0601-1.JPG



















近付くとそれはイネ科にとまった「キバネツノトンボ」。
my fieldでは見られない久しぶりに見る種で嬉しい発見だった。
いつも飛び続けている印象なので何をしているのかよく見ると、腹端近くの茎に卵が一つあり産卵を始めたところのよう。
茎の左側にお尻を当ててどうやらもう一つ産むようだ。
キバネツノトンボ0601-2.JPG



















次に茎の右側にお尻を当ててもう一つ。

とまった位置はそのままで腹を茎の左右にもっていって交互に産んでいた。
キバネツノトンボ0601-3.JPG



















その後次々と産んで産み付けられた卵はこんな感じ。
キバネツノトンボ0601-4.JPG





























最終的に産んだ卵は全部で33個で少しすると翅を震わせて飛行準備。
準備が整ったらふわりと飛んで周囲を飛行し、近くの木の向こうに姿を消した。
このメスは無事に役割を果たせたようだ。
ツノトンボの仲間は、螺旋だったり左右交互だったりと種によって卵の産み付け方が決まっているみたい。
キバネツノトンボ0601-5.JPG



















2021年6月1日 埼玉県(丘陵外) アミメカゲロウ目ツノトンボ科 キバネツノトンボ

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