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熟れたカキの夜と朝 [チョウ目]

オオカマキリモドキを探して夜と昼にカキの木をチェック。
夜に訪れてみると甘いカキの汁を目当てに小さな蛾がたくさん集まっていた。
カキ0930_1.jpg



















カキの実の周りの葉にも。
地元でもよく見る「オオウンモンクチバ」。
オオウンモンクチバ0930.JPG



















こちらも初夏によく見られた「フジロアツバ」だと思うのだが、よく似たニセフジロアツバというのがいるようだ。
さて、どちらだろうか?
フジロアツバ0930_1.jpg



















実の脇の葉にとまっていた少し大きくて存在感のある蛾。
調べると食草がギシギシの「ノコメセダカヨトウ」のようだ。
これはなかなかシックなデザインでいい!
ノコメハガタヨトウ0930_1.jpg



















さて日と場所は異なるが、朝のカキの木を見回った。
まず目に入ったこのシルエットは誰?
クロヒカゲ1002_1.jpg



















樹液で吸什している姿をよく見る「クロコノマチョウ」も
クロコノマチョウ1002_1.jpg



















今年初めて見た「ムラサキツバメ」も甘いカキの汁に目がないようだ。
周りにはくれぐれも気を付けて!!
ムラサキツバメ1002_1.jpg



















2020年9月30日。10月2日 宮崎県 チョウ目ヤガ科 オオウンモンクチバ、フジロアツバ?、ノコメセダカヨトウ、タテハチョウ科クロヒカゲ、クロコノマチョウ、シジミチョウ科 ムラサキツバメ

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南のGはなかなかの美麗種 サツマゴキブリ [ゴキブリ目]

宮崎県延岡市でヒラタミミズクを探していた時に、大きな石の下から出てきたのが初めて見る「サツマゴキブリ」だ。九州南部以南に棲む南方系で、大きさやどっしりとした体形、色合いなどがとても印象的だった。
成虫でも翅がなく飛べないようだ。
南方新社の「昆虫の図鑑」には「頭部の黄色い三日月の紋”月光仮面”の愛称」との記述がある。
ちょっとその愛称にはピンとこないのだが、当地ではそう呼ばれているのだろうか?
サツマゴキブリ0929-1.JPG



















周りを探っていると幼虫も見つかった。
こちらは成虫とは色が全く異なり灰色。まるで三葉虫みたい!との声も。
サツマゴキブリ0929-3.JPG



















これならG嫌いの方にも受け入れられるだろうか?
サツマゴキブリ0929-4.JPG



















後日、日南市のホウライチクでもあちこちでこの成虫の姿が見られた。
こんな竹を器用に上る姿を見てみたいものだ。
サツマゴキブリ1001.JPG



















2020年9月29日、10月1日 熊本県、宮崎県 ゴキブリ目マダラゴキブリ科 サツマゴキブリ

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