九州昆虫観察ツアー 延岡~熊本南阿蘇 [昆虫観察ツアー]
延岡の2日目、午前中は市内の新開さんのfieldの公園で今回のターゲットの1種目のカメムシ観察。
探していると伊藤さんが見つけた小さな小さな「ヒメカマキリ」。
どんぐりの脇からこんにちは!
いたよぉ!との声でその先を見るとおおっ!
道端の葉裏に集まっていた「ベニツチカメムシ」。
(当初ボロボロノキと記していたがここの集団は別の種の木だった)
ベニツチカメムシはメス親が子育てをするカメムシ。
子供たちのためにせっせとボロボロノキの実を運ぶのだ。
虫が子供の餌に実を運ぶなんてちょっと信じがたい・・・。
探していると伊藤さんが見つけた小さな小さな「ヒメカマキリ」。
どんぐりの脇からこんにちは!
いたよぉ!との声でその先を見るとおおっ!
道端の葉裏に集まっていた「ベニツチカメムシ」。
(当初ボロボロノキと記していたがここの集団は別の種の木だった)
ベニツチカメムシはメス親が子育てをするカメムシ。
子供たちのためにせっせとボロボロノキの実を運ぶのだ。
虫が子供の餌に実を運ぶなんてちょっと信じがたい・・・。
分布が沖縄、九州、四国、ボロボロノキがあるところなので残念ながら僕のfieldでは見られない。
詳しい生態や母親が実を運ぶ写真がこのカメムシを研究している森林総研の向井さんの記事に。
ここのボロボロノキのあちこちに集団がいて冬には根際に降りて越冬するそうだ。
こんなに赤いと目立つなぁと思うのだが、越冬集団を見つけるのはなかなか難しいようだ。
何と、この公園で後日別の場所で観察予定だったターゲットの「ヒラタミミズク」をお二人に幼虫、成虫それぞれ見つけていただいた。
ヒラタミミズクは沖縄から九州にかけて見られるカメムシ目ミミズク科に属し広葉樹に付く。
幼虫は名前の通り平たく葉っぱに同化してなかなか見つけ難い。
一方成虫になると全く姿を変えて立体的に。
何とも不思議な変態だ。
でも顔のあたりは面影があるな。
よく見ると翅は緑色の透明でとても美しかった。
この後、次のターゲットを求めて雄大な草原の南阿蘇へ!
過去に車やバイクで何度も訪れたが、虫を探しに来たのは初めて。
3種目のターゲットは牛、ではなくて彼ら彼女らが落とすものに依存している虫だ。
その正体は次回に。
2020年9月29日 宮崎県 カマキリ目カマキリ科 ヒメカマキリ、カメムシ目ツチカメムシ科 ベニツチカメムシ、カメムシ目ミミズク科 ヒラタミミズク
詳しい生態や母親が実を運ぶ写真がこのカメムシを研究している森林総研の向井さんの記事に。
ここのボロボロノキのあちこちに集団がいて冬には根際に降りて越冬するそうだ。
こんなに赤いと目立つなぁと思うのだが、越冬集団を見つけるのはなかなか難しいようだ。
何と、この公園で後日別の場所で観察予定だったターゲットの「ヒラタミミズク」をお二人に幼虫、成虫それぞれ見つけていただいた。
ヒラタミミズクは沖縄から九州にかけて見られるカメムシ目ミミズク科に属し広葉樹に付く。
幼虫は名前の通り平たく葉っぱに同化してなかなか見つけ難い。
一方成虫になると全く姿を変えて立体的に。
何とも不思議な変態だ。
でも顔のあたりは面影があるな。
よく見ると翅は緑色の透明でとても美しかった。
この後、次のターゲットを求めて雄大な草原の南阿蘇へ!
過去に車やバイクで何度も訪れたが、虫を探しに来たのは初めて。
3種目のターゲットは牛、ではなくて彼ら彼女らが落とすものに依存している虫だ。
その正体は次回に。
2020年9月29日 宮崎県 カマキリ目カマキリ科 ヒメカマキリ、カメムシ目ツチカメムシ科 ベニツチカメムシ、カメムシ目ミミズク科 ヒラタミミズク
2020-10-05 20:34
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