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国内外来種 ハラアカコブカミキリ [コウチュウ目]

南阿蘇で関東のfieldで見たことの無いカミキリムシがいた。
どっしりした体形に黒とピンク色の体色、上翅に1対の黒い長毛のコブがある。
ハラアカコブカミキリ0930.JPG



















聞くと「ハラアカコブカミキリ」。
元来日本では長崎県対馬にしか生息していなかったが、コナラ、クヌギなどのシイタケ原木の移動により1970年代から九州本土さらに西日本で見られるようになり、近年では千葉県でも確認されシイタケ原木の害虫とされている。
このように在来種でありながら本来いなかった地域に持ち込まれた場合、その地域の生態系に影響を与える可能性がある事からこういった種は国内外来種(国内由来の外来種)と呼ばれる。
ハラアカコブカミキリ0930-1.JPG



















ひっくり返して腹部を見るとまさに名の通りの色だった。
シイタケ農家にとっては脅威だろう。
ハラアカコブカミキリ0930-2.JPG



















2020年9月30日 熊本県 コウチュウ目カミキリムシ科 ハラアカコブカミキリ

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