関東地方も梅雨入り [コウチュウ目]
昨日の天気予報通り、今日関東は梅雨入りとなり雨が降っている。
田植えが終わった田んぼの稲は喜んでいるだろうが、ほどほどの雨量にしてほしいな。
雨が降るとfieldで虫が撮れず残念だがまぁ仕方がない。
先日、林縁のサルトリイバラには「フタホシオオノミハムシ」のカップルがいた。
1cm弱の鮮やかな赤い体に名前の通り白っぽい1対の斑が特徴だ。
たくさん積まれた薪場を覗いて見ると、産卵中の「エグリトラカミキリ」。
産卵中とはわからず数枚撮ると、そそくさと逃げて行った。
悪い事をしたなぁ
クリの花が良く陽の当たる上の方から咲き始めていて、満開になるのはこれから。
咲いた花に虫たちが集まっていたが、高すぎて撮れず・・・。
この時期、クリ花の常連の「キマダラヤマカミキリ」が足元の葉陰に隠れていた。
比較的見掛ける種だが、東京都のこの地域では準絶滅危惧種に指定されている。
2019年6月6日 埼玉県、東京都 コウチュウ目ハムシ科 フタホシオオノミハムシ、カミキリムシ科 エグリトラカミキリ、キマダラヤマカミキリ(キマダラカミキリ、キマダラミヤマカミキリ)
田植えが終わった田んぼの稲は喜んでいるだろうが、ほどほどの雨量にしてほしいな。
雨が降るとfieldで虫が撮れず残念だがまぁ仕方がない。
先日、林縁のサルトリイバラには「フタホシオオノミハムシ」のカップルがいた。
1cm弱の鮮やかな赤い体に名前の通り白っぽい1対の斑が特徴だ。
たくさん積まれた薪場を覗いて見ると、産卵中の「エグリトラカミキリ」。
産卵中とはわからず数枚撮ると、そそくさと逃げて行った。
悪い事をしたなぁ
クリの花が良く陽の当たる上の方から咲き始めていて、満開になるのはこれから。
咲いた花に虫たちが集まっていたが、高すぎて撮れず・・・。
この時期、クリ花の常連の「キマダラヤマカミキリ」が足元の葉陰に隠れていた。
比較的見掛ける種だが、東京都のこの地域では準絶滅危惧種に指定されている。
2019年6月6日 埼玉県、東京都 コウチュウ目ハムシ科 フタホシオオノミハムシ、カミキリムシ科 エグリトラカミキリ、キマダラヤマカミキリ(キマダラカミキリ、キマダラミヤマカミキリ)
初夏のチョウたち [チョウ目]
ふと見ると、「オカトラノオ」に白い蕾が。
ん~、季節が進むのは何と早い事か!
オカトラノオといえば花の少ない夏に、リョウブとともにヒョウモンチョウたちをはじめたくさんのチョウたちのレストランとなっているイメージ。
久しぶりに出逢った「ウラナミアカシジミ」。
少し前に一斉にアカシジミが見られたが、その後すっかり姿を見ない。
ウラナミも今年は数が少ない印象だ。
花がほぼ終わりとなったイボタノキ。
ピークにはコアオハナムグリやクロハナムグリやハチたちが羽音と立てた集まっていたが、今日はほとんどの花が咲き終わりお客さんは少なかった。
そんな中、高い枝先に「イチモンジチョウ」がやって来て、僅かに残った花にストローを伸ばしていた。
林内を歩くと飛び上がったのは、ここ数日で見られるようになった「ヒカゲチョウ」。
傷みが無く輝きも美しい翅は羽化して間もない事を物語っている。
ちょっと手振れしたのが残念だ。
林縁を歩くと黒っぽい小さなチョウが飛んだ。
何だろうと追いかけてとまった先を見ると、とても小さな小さな「テングチョウ」。
ん~、季節が進むのは何と早い事か!
オカトラノオといえば花の少ない夏に、リョウブとともにヒョウモンチョウたちをはじめたくさんのチョウたちのレストランとなっているイメージ。
久しぶりに出逢った「ウラナミアカシジミ」。
少し前に一斉にアカシジミが見られたが、その後すっかり姿を見ない。
ウラナミも今年は数が少ない印象だ。
花がほぼ終わりとなったイボタノキ。
ピークにはコアオハナムグリやクロハナムグリやハチたちが羽音と立てた集まっていたが、今日はほとんどの花が咲き終わりお客さんは少なかった。
そんな中、高い枝先に「イチモンジチョウ」がやって来て、僅かに残った花にストローを伸ばしていた。
林内を歩くと飛び上がったのは、ここ数日で見られるようになった「ヒカゲチョウ」。
傷みが無く輝きも美しい翅は羽化して間もない事を物語っている。
ちょっと手振れしたのが残念だ。
林縁を歩くと黒っぽい小さなチョウが飛んだ。
何だろうと追いかけてとまった先を見ると、とても小さな小さな「テングチョウ」。
大きさはシジミチョウほどしかない。
幼虫時代の栄養状態が影響しているのだろうか?
幼虫時代の栄養状態が影響しているのだろうか?
今まで見た中で最も小さなテングチョウだった。
比較対象が無いのでこの写真では表現できないなぁ。
2019年6月5日 東京都 サクラソウ目サクラソウ科 オカトラノオ、チョウ目シジミチョウ科 ウラナミアカシジミ、タテハチョウ科 イチモンジチョウ、ヒカゲチョウ、テングチョウ
比較対象が無いのでこの写真では表現できないなぁ。
2019年6月5日 東京都 サクラソウ目サクラソウ科 オカトラノオ、チョウ目シジミチョウ科 ウラナミアカシジミ、タテハチョウ科 イチモンジチョウ、ヒカゲチョウ、テングチョウ
モンシロチョウ 外来種マメグンバイナズナに産卵する [チョウ目]
このところ、よくモンシロチョウを見かける。
以前はスジグロシロチョウが多かったが、今年は少ないかな。
先日、草を刈られて草丈が低くなった草地でモンシロチョウが産卵していた。
モンシロチョウといえばキャベツや菜の花の印象だが、いったい何に産卵しているのだろう?
よく見てみると産卵していたのは北アメリカ原産の外来種「マメグンバイナズナ」だった。
確かにアブラナ科で、ここでは在来のナズナやイヌガラシなどより多く見られポピュラーな存在。
明治中期に渡来したとされるが、ここ数年で見る機会が増えたような。
ただ見ていなかっただけだったのだろうか?
複数があちこちのマメグンバイナズナを訪れて産卵していた。
都心では畑が減少して従来のキャベツなどがなくなってきたが、空き地やちょっとしたスペースにはこの外来種が幅を利かせている。幼虫が食べるものには困らないということだ。
ただここは公園、草が伸びてきたらまた刈られてしまう。
以前はスジグロシロチョウが多かったが、今年は少ないかな。
先日、草を刈られて草丈が低くなった草地でモンシロチョウが産卵していた。
モンシロチョウといえばキャベツや菜の花の印象だが、いったい何に産卵しているのだろう?
よく見てみると産卵していたのは北アメリカ原産の外来種「マメグンバイナズナ」だった。
確かにアブラナ科で、ここでは在来のナズナやイヌガラシなどより多く見られポピュラーな存在。
明治中期に渡来したとされるが、ここ数年で見る機会が増えたような。
ただ見ていなかっただけだったのだろうか?
複数があちこちのマメグンバイナズナを訪れて産卵していた。
都心では畑が減少して従来のキャベツなどがなくなってきたが、空き地やちょっとしたスペースにはこの外来種が幅を利かせている。幼虫が食べるものには困らないということだ。
ただここは公園、草が伸びてきたらまた刈られてしまう。
刈られる前に蛹となって羽化できれば良いのだが・・・。
2019年6月1日 東京都 チョウ目シロチョウ科 モンシロチョウ
2019年6月1日 東京都 チョウ目シロチョウ科 モンシロチョウ
こっそり盗み見、キボシアシナガバチの巣 [ハチ目]
アズマネザサの葉の中に「キボシアシナガバチ」の巣があった。
新しいカメラで試し撮り、葉影からこっそり撮って見た。
幼虫はタモリと呼ばれサングラスをかけたような顔が印象的で、この巣でも顔を覗かせていた。
蛹部屋の蓋が黄色いのもこの種の特徴。
少しすると女王蜂が戻ってきた。
巣の中に頭を突っ込んでいるのはアリの女王が卵を舐めて菌などから守っていると聞くが、同じことをしているのだろうか?
この日は曇り陽は射していなかったが、時折翅を羽ばたいて巣の中に風を送っていた。
SSが遅くて翅が無いように写ってしまった。
こっそりも何なので、正面からカメラを構えるとさすがに女王蜂も威嚇体勢。
脅かすつもりはないので数枚でさっさと退散した。
時々、観察してみよう。
記事を書き終えてアップしたら、サーバーエラーが出てすべて消えてしまった。
このところ書き終えたら念のためにコピーをしていたのだが、今日に限ってしておらずに書き直し。
サーバーエラーってなんだ?
そもそも勘弁してほしいなぁ!
2019年6月2日 東京都 ハチ目スズメバチ科 キボシアシナガバチ
新しいカメラで試し撮り、葉影からこっそり撮って見た。
幼虫はタモリと呼ばれサングラスをかけたような顔が印象的で、この巣でも顔を覗かせていた。
蛹部屋の蓋が黄色いのもこの種の特徴。
少しすると女王蜂が戻ってきた。
巣の中に頭を突っ込んでいるのはアリの女王が卵を舐めて菌などから守っていると聞くが、同じことをしているのだろうか?
この日は曇り陽は射していなかったが、時折翅を羽ばたいて巣の中に風を送っていた。
SSが遅くて翅が無いように写ってしまった。
こっそりも何なので、正面からカメラを構えるとさすがに女王蜂も威嚇体勢。
脅かすつもりはないので数枚でさっさと退散した。
時々、観察してみよう。
記事を書き終えてアップしたら、サーバーエラーが出てすべて消えてしまった。
このところ書き終えたら念のためにコピーをしていたのだが、今日に限ってしておらずに書き直し。
サーバーエラーってなんだ?
そもそも勘弁してほしいなぁ!
2019年6月2日 東京都 ハチ目スズメバチ科 キボシアシナガバチ
羽化間もないチョウたち [チョウ目]
初夏になり色々な虫たちが姿を現してきたが、やはり目立つのはチョウ。
歩いていても目の前をひらひらと飛ばれると否が応でも目に付く。
今目立つのは「テングチョウ」の新成虫。
一斉に羽化したのだろう、あちこちで集団が見られる。
少し前に多く見られたアカシジミやウラナミアカシジミはめっきり姿を見なくなった。
どこに行ったのか?
今日は「ミズイロオナガシジミ」を見つけた。
例年、前述の2種ほど多くは見られない。
湿地脇の草に「キアゲハ」いた。
近づいても全く逃げず、翅は傷みもなく息をのむ美しさだった。
湿地に生えたセリで育って羽化したばかりなのかもしれない。
2019年5月26日、6月1日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 テングチョウ、シジミチョウ科 ミズイロオナガシジミ、アゲハチョウ科 キアゲハ
歩いていても目の前をひらひらと飛ばれると否が応でも目に付く。
今目立つのは「テングチョウ」の新成虫。
一斉に羽化したのだろう、あちこちで集団が見られる。
少し前に多く見られたアカシジミやウラナミアカシジミはめっきり姿を見なくなった。
どこに行ったのか?
今日は「ミズイロオナガシジミ」を見つけた。
例年、前述の2種ほど多くは見られない。
湿地脇の草に「キアゲハ」いた。
近づいても全く逃げず、翅は傷みもなく息をのむ美しさだった。
湿地に生えたセリで育って羽化したばかりなのかもしれない。
2019年5月26日、6月1日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 テングチョウ、シジミチョウ科 ミズイロオナガシジミ、アゲハチョウ科 キアゲハ