SSブログ

クリの花とヒョウモンチョウ [チョウ目]

クリが花盛りで独特の香りが辺りに漂っていた。
たくさんの虫たちが集まっていたが、それを目当てにたくさんのカメラマンもやって来てここが1年で最もにぎわう季節。
クリの花0613_1.jpg



















多くの人の目当てはヒョウモンチョウの仲間たち。
そういう僕も、ちょっと気になる。
誰もいなくなった隙を見て、花を覗いて見た。
ほとんどが「メスグロヒョウモン」のオスばかり。
一見レアな種かと見まがうか、後翅中央のクリーム色の帯が目印。
メスグロヒョウモン0613-2_1.jpg



















今日は、名の通り翅が黒っぽいメスは花では見られなかった。
メスグロヒョウモン0613-1_1.jpg



















メスグロばかりの中、1個体だけ見られた「ミドリヒョウモン」。
後翅のくすんだ緑色の地に3本の白い帯が目印。
ミドリヒョウモン0613-1_1.jpg



















ここ数年個人的にあまり見ることが出来なかったのでラッキー。
他のヒョウモンチョウが見られなかったのは残念だった。
ずーっと、張り付いていれば見られただろうか・・・。
ミドリヒョウモン0613-2_1.jpg



















そうそう、クリの木といえば昨年の台風で谷戸の奥の湿地べりの木が根上がりして倒れてしまった。
大きな木ではないが、毎年今の時期にはアカシジミをはじめウラゴマダラシジミなどゼフィルスも集まる木だった。
枯れてしまったかと思っていたら、春に芽吹いていたので引き起こして何とか活かして欲しいと頼んでいた。
今日見ると引き起こされていて、倒れないようにしっかり2本の支柱で支えられていた。
花も咲かせていて、これからも生きながらえてくれればと願うばかりだ。
クリノキ0613_1.jpg





























2019年6月13日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 メスグロヒョウモン、ミドリヒョウモン

nice!(1)  コメント(0)