みんな 早い早い!追いつかないよ シオヤトンボ [トンボ目]
昨日の強風が僅かに残っていたソメイヨシノの花を散らしてしまった。
今日と明日は職場近隣2つの自治体のサクラ祭りだが、花は無く葉桜と寂しい。
夜は冷え込んだにもかかわらずイベントや露店には子供連れの家族などが訪れていた。
今日と明日は職場近隣2つの自治体のサクラ祭りだが、花は無く葉桜と寂しい。
夜は冷え込んだにもかかわらずイベントや露店には子供連れの家族などが訪れていた。
里山の草木も例年になく咲き急ぎ。
もう蕾が付いているなぁと思っていたら、ある場所ですでに咲いていた「ウワミズザクラ」。
早春から咲き始めるスミレの仲間も、アオイスミレ、コスミレ、タチツボスミレ、ノジスミレ、フモトスミレ、マルバスミレ、ニョイスミレの開花を確認したと思ったらもうご本家の「スミレ」が・・・。
この深い紫色と凛とした立ち姿はさすが!
林内では白い小さなブラシの様な「ヒトリシズカ」も見頃のピーク。
咲き疲れた花もいくつかあり見たい方は急いでって感じ。
見上げると初夏の白い花の代表ともいえる「ミズキ」に蕾が・・・。
林縁では「コアジサイ」にも。
淡い青が美しい初夏の花だが、おいおぃ、早くないかい!
オトコヨウゾメ、コバノガマズミが開花していたのにも驚いた。
林内を歩いていると、何かが飛んだ。
おっ!トンボ!!
歩み寄るが敏感で近寄らせてくれない。翅がキラキラ、羽化して間もない様子。
ようやくカメラの撮影距離まで近づいて見ると、今年初見の「シオヤトンボ」のメスだった。
田んぼと小川が近くにあるのでそこで羽化して林内に来たのだろう。
今年は生き物たちの初見が例年に比べて前倒し。
どこかでつじつま合わせがあるのだろうか?
2018年4月7日 東京都 バラ目バラ科 ウワミズザクラ、キントラノオ目スミレ科 スミレ、センリョウ目センリョウ科 ヒトリシズカ、ミズキ目ミズキ科 ミズキ、バラ目アジサイ科 コアジサイ、トンボ目トンボ科 シオヤトンボ
春の白い花 [植物]
春先は黄色や紫色の花が多いが、初夏に移ろうにつれ白い花が目立ってくる。
このところあちこちで群生して咲き始めてきた「ニョイスミレ」。
葉の形が僧侶の持つ如意に似ている事かららしいがそれ自体見たことが無い。
別名はツボスミレ、ツボは古語で庭という意味で庭に咲くスミレ。
タチツボスミレは今が盛りとあちこちで見られるが、その白花の「シロバナタチツボスミレ」。
距まで白いのがこの種でピンクがかっているのはオトメスミレという。
ほっと頬を染める恥じらいの乙女か。
ムラサキケマンの群落の中に咲いていた真っ白な「ユキヤブケマン」。
花の先端に紫色が残るのはシロヤブケマンだが、全て真っ白なのがこの種。
初めて見たがとても美しい。
2018年4月6日 東京都 スミレ目スミレ科 ニョイスミレ、シロバナタチツボスミレ、キンポウゲ目ケシ科 ユキヤブケマン
このところあちこちで群生して咲き始めてきた「ニョイスミレ」。
葉の形が僧侶の持つ如意に似ている事かららしいがそれ自体見たことが無い。
別名はツボスミレ、ツボは古語で庭という意味で庭に咲くスミレ。
タチツボスミレは今が盛りとあちこちで見られるが、その白花の「シロバナタチツボスミレ」。
距まで白いのがこの種でピンクがかっているのはオトメスミレという。
ほっと頬を染める恥じらいの乙女か。
ムラサキケマンの群落の中に咲いていた真っ白な「ユキヤブケマン」。
花の先端に紫色が残るのはシロヤブケマンだが、全て真っ白なのがこの種。
初めて見たがとても美しい。
2018年4月6日 東京都 スミレ目スミレ科 ニョイスミレ、シロバナタチツボスミレ、キンポウゲ目ケシ科 ユキヤブケマン
春は忙しい [季節]
今日もこの時期にしては暑かった。
4月の初め、こんなに暑かったかなぁ!
林縁にクモの巣がキラリと光った。
見ると、クモ食いの「オナガグモ」がいた。
見付けた時には脚を曲げていたが、危険を感じたのかすっと伸ばしてまるでクモの巣にかかった松葉みたい。
どちらが頭かわかるだろうか?
定点観察していた樹上越冬の「アカボシゴマダラ」の幼虫。
見ると脱皮殻を残していない、と思いきや幹の二股の奥からこちらを。
今日は林縁のあちこちでホストのサルトリイバラを探す「ルリタテハ」の姿が見られた。
4月の初め、こんなに暑かったかなぁ!
林縁にクモの巣がキラリと光った。
見ると、クモ食いの「オナガグモ」がいた。
見付けた時には脚を曲げていたが、危険を感じたのかすっと伸ばしてまるでクモの巣にかかった松葉みたい。
どちらが頭かわかるだろうか?
定点観察していた樹上越冬の「アカボシゴマダラ」の幼虫。
見ると脱皮殻を残していない、と思いきや幹の二股の奥からこちらを。
今日は林縁のあちこちでホストのサルトリイバラを探す「ルリタテハ」の姿が見られた。
低空で飛んで葉の上に前脚を付けてお目当ての植物を探している。
たくさんある中で、前脚のタッチで良く見つけるなぁと感心しきり。
2018年4月3日 東京都 クモ目 ヒメグモ科 オナガグモ、チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ、ルリタテハ
たくさんある中で、前脚のタッチで良く見つけるなぁと感心しきり。
2018年4月3日 東京都 クモ目 ヒメグモ科 オナガグモ、チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ、ルリタテハ
キターッ! エゾヨツメ [チョウ目]
朝職場に着いたら、同僚の人たちが玄関に大きな蛾がいると知らせてくれた。
何々?
見ると待望の「エゾヨツメ」だった。
そろそろ来るかと期待していたらドンピシャ。
老眼鏡無しにコンデジで撮ったのだが、凄いピンボケ。
液晶を見てピント合ったと思っていたのだが・・・。
しょうがない、たまにはこんなのもいいか。
わかる人にはわかるだろう。
次こそは!
何々?
見ると待望の「エゾヨツメ」だった。
そろそろ来るかと期待していたらドンピシャ。
老眼鏡無しにコンデジで撮ったのだが、凄いピンボケ。
液晶を見てピント合ったと思っていたのだが・・・。
しょうがない、たまにはこんなのもいいか。
わかる人にはわかるだろう。
次こそは!
いるはずがない ギフチョウがいた! [チョウ目]
春本番の暖かさ、越冬チョウも飛び交い、早春に見られるスプリングエフェメラルのミヤマセセリやコツバメも出現がピークになって来た。
早春のチョウといえば誰もが見たいと思うのはギフチョウだろう。
近場では神奈川の一部や、長野、新潟に遠征しなければ見られない。
そんなチョウが、狭山丘陵のfieldにいた。
3月末にアセビで吸蜜しているとの目撃情報があったのだが、翌日にその場所にほど近い谷戸で落ち葉にとまっている個体を見つけた。
本来ここにはいないはずなので、これは明らかに放蝶と思われた。
うまく捕獲できたので公園管理所へ。
捕獲個体はオスだった。
オスだけを放すとは考えにくいので、メス他複数放されている可能性が高い。
数年前にもこの近くで確認された事があり、この時は丘陵でチョウを撮影している方から自分が放したと言っている人を知っていると聞いた。
早春のチョウといえば誰もが見たいと思うのはギフチョウだろう。
近場では神奈川の一部や、長野、新潟に遠征しなければ見られない。
そんなチョウが、狭山丘陵のfieldにいた。
3月末にアセビで吸蜜しているとの目撃情報があったのだが、翌日にその場所にほど近い谷戸で落ち葉にとまっている個体を見つけた。
本来ここにはいないはずなので、これは明らかに放蝶と思われた。
うまく捕獲できたので公園管理所へ。
捕獲個体はオスだった。
オスだけを放すとは考えにくいので、メス他複数放されている可能性が高い。
数年前にもこの近くで確認された事があり、この時は丘陵でチョウを撮影している方から自分が放したと言っている人を知っていると聞いた。
この時の写真を詳しい人に見てもらったところ、新潟産だと同定いただいた。
今回も同じ人が放したかはわからないが、どんな理由があれこんな事は止めてほしいと思うとともに残念で仕方がない。
2018年3月26日 東京都 チョウ目アゲハチョウ科 ギフチョウ
今回も同じ人が放したかはわからないが、どんな理由があれこんな事は止めてほしいと思うとともに残念で仕方がない。
2018年3月26日 東京都 チョウ目アゲハチョウ科 ギフチョウ