今が旬、チャバネフユエダシャク [チョウ目]
ガラスに写ったシルエット シャクガ2種 [チョウ目]
朝職場の玄関のガラスに2つのシルエット。
共に今の時期多く見られるシャクガ科の2種だった。
左上は、一瞬フユシャクかとよく見間違う「ナカオビアキナミシャク」。
オスはフユシャクそっくりさんだが、メスにはオス同様の翅があり飛べるのでフユシャクではない。
右下の大きいのは「カバエダシャク」。
このカバエダシャク、1年ぶりだとすっかり忘れていて同定するのにえらい手間取ってしまった。
駄目だねぇ!
共に今の時期多く見られるシャクガ科の2種だった。
左上は、一瞬フユシャクかとよく見間違う「ナカオビアキナミシャク」。
オスはフユシャクそっくりさんだが、メスにはオス同様の翅があり飛べるのでフユシャクではない。
右下の大きいのは「カバエダシャク」。
このカバエダシャク、1年ぶりだとすっかり忘れていて同定するのにえらい手間取ってしまった。
駄目だねぇ!
冬の使者が我が家の玄関に クロオビフユナミシャク [チョウ目]
今日は仕事は休み、午前中ちょっとゆっくりして出掛けようと玄関を出ると足元に蛾がいた。
フユシャクの仲間、「クロオビフユナミシャク」だった。
フユシャクは分類上シャクガ科(Geometridae)に属しエダシャク亜科(Ennominae)、ナミシャク亜科(Larentiinae)、フユシャク亜科(Alsophilinae)に分かれるが、この種は名の通りナミシャク亜科に属する。
フユシャクの来訪は過去のチャバネフユエダシャクに続いて2種目だ。
以前すぐ近くにあった小さな雑木林は駐車場に変わり、最も近いのは400m離れた神社の林だ。
そこから飛んで来たのかはわからないが、どこかで発生しているのだろう。
それにしても両隣でなく家の玄関とは見る目があるやつだ!
午後7時、まだいるかと見てみると床から壁に少し移動したものの健在だった。
ここにいてもメスはいないので、さっさとメスのいるところへ行って欲しいのだが・・・。
2017年12月5日 埼玉県 チョウ目シャクガ科 クロオビフユナミシャク
フユシャクの仲間、「クロオビフユナミシャク」だった。
フユシャクは分類上シャクガ科(Geometridae)に属しエダシャク亜科(Ennominae)、ナミシャク亜科(Larentiinae)、フユシャク亜科(Alsophilinae)に分かれるが、この種は名の通りナミシャク亜科に属する。
フユシャクの来訪は過去のチャバネフユエダシャクに続いて2種目だ。
以前すぐ近くにあった小さな雑木林は駐車場に変わり、最も近いのは400m離れた神社の林だ。
そこから飛んで来たのかはわからないが、どこかで発生しているのだろう。
それにしても両隣でなく家の玄関とは見る目があるやつだ!
午後7時、まだいるかと見てみると床から壁に少し移動したものの健在だった。
ここにいてもメスはいないので、さっさとメスのいるところへ行って欲しいのだが・・・。
2017年12月5日 埼玉県 チョウ目シャクガ科 クロオビフユナミシャク
ドローンのような羽音 オオハナアブ [ハエ目]
これまで確認したフユシャク3種 [チョウ目]
寒さも増していよいよ12月、見られる虫も限られてきた。
冬の虫といえばフユシャク。
昨年は16種確認したが、さてこの冬は何種見ることが出来るだろうか?
今年一番手は、11月15日にコンビニで見つけた「チャバネフユエダシャク」のオス。
ホルスタインのメスを見たいのだが・・・。
この前日、ここでは普通見られないオオチャバネフユエダシャクがいたそうだ。
2番手は11月17日に初認した「クロスジフユエダシャク」。
今年は多く発生しあちこちの林床が賑やかだ。
これだけいるのだからメスや交尾個体はすぐ見つかるだろうとたかをくくっていたが、未だに確認できないでいる。
林縁でばたつく個体がいたので見るとチヂミザサに脚をとられていた。
小さな虫にとって、このくっつき虫の粘着は命取りになるようだ。
この後、自力で粘着を解き無事逃げて行った。
3番手は12月1日にトイレの壁で見つけた「クロオビフユナミシャク」のオス。
さすがに1年ぶりだと名前が出てこず調べる羽目に。
この3種ともまだメスを確認していない。
冬の虫といえばフユシャク。
昨年は16種確認したが、さてこの冬は何種見ることが出来るだろうか?
今年一番手は、11月15日にコンビニで見つけた「チャバネフユエダシャク」のオス。
ホルスタインのメスを見たいのだが・・・。
この前日、ここでは普通見られないオオチャバネフユエダシャクがいたそうだ。
2番手は11月17日に初認した「クロスジフユエダシャク」。
今年は多く発生しあちこちの林床が賑やかだ。
これだけいるのだからメスや交尾個体はすぐ見つかるだろうとたかをくくっていたが、未だに確認できないでいる。
林縁でばたつく個体がいたので見るとチヂミザサに脚をとられていた。
小さな虫にとって、このくっつき虫の粘着は命取りになるようだ。
この後、自力で粘着を解き無事逃げて行った。
3番手は12月1日にトイレの壁で見つけた「クロオビフユナミシャク」のオス。
さすがに1年ぶりだと名前が出てこず調べる羽目に。
この3種ともまだメスを確認していない。
今シーズンは各種、オスメス共に見つけたいなぁ!
クヌギカメムシの仲間はややこしい [カメムシ目]
いよいよ虫が少なくなってきた。
この時期よく見かけるのがクヌギカメムシの仲間。
この仲間、クヌギカメムシ、ヘラクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシと3種がいる。
識別は、オスメス共に気門が黒いのがクヌギカメムシ。
黒くないのがヘラとサジでこの2種のオスは交尾器で確認できるが、メスは単独では識別不能らしい。
擬木柵上で交尾をしていたのを見つけた。
メスのお腹は今にもはちきれそう。
気門を見ると黒くないのでヘラかサジのどちらかだ。
クヌギの幹には既に卵塊が産み付けられていた。
産卵しているところは確認できなかったが、昨年この木に産み付けていた3個体はすべてクヌギカメムシだった。
なのでこれもクヌギの可能性が高い。
この時期よく見かけるのがクヌギカメムシの仲間。
この仲間、クヌギカメムシ、ヘラクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシと3種がいる。
識別は、オスメス共に気門が黒いのがクヌギカメムシ。
黒くないのがヘラとサジでこの2種のオスは交尾器で確認できるが、メスは単独では識別不能らしい。
擬木柵上で交尾をしていたのを見つけた。
メスのお腹は今にもはちきれそう。
気門を見ると黒くないのでヘラかサジのどちらかだ。
クヌギの幹には既に卵塊が産み付けられていた。
産卵しているところは確認できなかったが、昨年この木に産み付けていた3個体はすべてクヌギカメムシだった。
なのでこれもクヌギの可能性が高い。
毎年産卵を確認しているクヌギを見て回っているが、産卵個体や卵塊があまり見られない。
個体数が少ないのか、まだこれからなのか、もう少しチェックして見よう!
2017年11月28日、12月1日 東京都 カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ.sp
個体数が少ないのか、まだこれからなのか、もう少しチェックして見よう!
2017年11月28日、12月1日 東京都 カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ.sp
樹皮に溶け込む カシワキボシキリガ [チョウ目]
ヤナギの幹である虫を探していると、ユキムシこと有翅型のアブラムシがとまっていた。
一時は多く見られたが、宿主を替える移動の時期はほぼ終わったようだ。
一時は多く見られたが、宿主を替える移動の時期はほぼ終わったようだ。
当時と同じ種かはわからないが、たまたまここにいたのか、この種はヤナギが宿主なのか?
くるりと幹を回って見ると、このところよく見かける「カシワキボシキリガ」がいた。
さすがに樹皮に化けるキノカワガには及ばないが、それでも知らない人から見ればここに蛾がいるとはまず気付かない。
くるりと幹を回って見ると、このところよく見かける「カシワキボシキリガ」がいた。
さすがに樹皮に化けるキノカワガには及ばないが、それでも知らない人から見ればここに蛾がいるとはまず気付かない。
というよりこの木に目を留めないのが普通だろう。
名の通りカシワやクヌギなどのブナ科が幼虫の食草で、今が発生ピークだろうか。
翅の色や紋様は樹皮や樹皮に付着する地衣類にとてもよく似ている。
今日から12月、いよいよキリガやフユシャクの仲間の季節となった。
2017年12月1日 東京都 チョウ目ヤガ科 カシワキボシキリガ
名の通りカシワやクヌギなどのブナ科が幼虫の食草で、今が発生ピークだろうか。
翅の色や紋様は樹皮や樹皮に付着する地衣類にとてもよく似ている。
今日から12月、いよいよキリガやフユシャクの仲間の季節となった。
2017年12月1日 東京都 チョウ目ヤガ科 カシワキボシキリガ