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オオカマキリ幼虫とナミテントウと [自然]

小川沿いの草の茎にいた「オオカマキリ」の幼虫が何かをカマで捉えていた。
そろそろ終齢に近い大きなカマに小さな黒い獲物だ。
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捕まっていたのはどうやら「ナミテントウ」。
テントウムシを捕食しているシーンは時折見かけるが、こんなに小さなものでも少しは腹の足しになるのだろう。
獲物にありつけない状況では何でも食べなければ、自分の命が危ういということもあるだろう。
オオカマキリ0731-2_1.jpg



















一方のナミテントウは鋭いカマでもつかまり難い丸いツヤツヤの体で危険を察知すると脚の関節から黄色く臭い汁を出し敵から身を守る。
そんな防御の上を行くカマキリは草はらにいる虫たちの中ではてっぺん、さすがカマキリ先生といったところか。
カメムシをむしゃむしゃと食べるカマキリを見ていると、臭いにおいなど感じないのか全く無力だ。
この状況を見て、逃げろ、ナミテントウ!って思ってしまった・・・。
オオカマキリ0731-3.JPG



















2020年7月31日 東京都 カマキリ目 カマキリ科 オオカマキリ、コウチュウ目テントウムシ科 ナミテントウ

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