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クヌギの酒場にて [季節]

毎年オープンしているクヌギの酒場はこの日もお客さんでにぎわっていた。
数日前にはカブトムシたちも訪れていたが、この日は「カナブン」と「オオスズメバチ」。
手前の緑色のものもアオカナブンではなくカナブンの緑色型だ。
狭山丘陵では気にかけているもののまだアオカナブンは見たことが無い。
今年は酒場に来るスズメバチたちの数が例年になく少ないのが少し気になっている。
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そこへ「サトキマダラヒカゲ」が割り込んできた。
ここで見られる森林性のチョウにはヒカゲチョウ、クロヒカゲ、コジャノメ、サトキマダラヒカゲなどがいるが、それぞれ出現期が少しづつずれていて、今よく見られるのはコジャノメとサトキマダラヒカゲだ。
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同じ木の少し離れた酒場には立派な大顎の「ノコギリクワガタ」がいた。
よく見るとヨツボシケシキスイたちもいたが、現場では気付かなかった。
小さいけどオスは立派な大顎を持っているのでぜひ撮りたかったのだが・・・。
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まぁ、さすがにこのノコギリクワガタの芸術的な曲線の大顎にはかなわない。
今年は昆虫すごいぜなどテレビ番組のお陰なのか虫人気で、休日には網を持った親子がたくさんやって来る。
見つかると捕まってしまうが、それほど数が多いわけではないので心配だ。
クヌギの酒場0820-4.JPG



















そして酒場をはしごしていたのは「キマワリ」。
名の通り、木の幹を回っていた。
図鑑などでは朽ち木を食べるとあるが、酒場で酒を飲んでいたのかどうか定かではない。
クヌギの酒場0820-5_1.jpg



















2020年8月20日 東京都 コウチュウ目コガネムシ科 カナブン、クワガタムシ科 ノコギリクワガタ、ゴミムシダマシ科 ニホンキマワリ、チョウ目タテハチョウ科 サトキマダラヒカゲ

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