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キジのカップル [鳥類]

里山の畑道近くを歩いていたら、お仲間が草陰に動くものを見つけた。
クヌギの垂れ下がった枝に隠れているつもりだろうが、その鮮やかさは隠しようがない。
「キジ」のオスだった。
もっと見えるところに出てくれないかとファインダーを覗いていると、オスの前に褐色の体が。
久しぶりに見るメスの姿。
キジ0426_1.jpg


















2羽ともすぐに丈の高い草の中に消えていった。
出てくるであろうポイントを予測して先回りしてみたら思った通り。
しかし姿を現したのはオスだけだった。
キジ0426-2_1.jpg


















そのうちオスが「ケーン♪」と一鳴き。
ふと後ろを見るとメスがいて低い姿勢でオスの方に走って行った。
オスがメスを気遣い、メスもオスのもとへ駆け寄る。
次に出会った時には小さな雛たちを連れている姿をぜひ見たいなぁとその場を後にした。
キジ0426-1_1.jpg


















2016年4月26日 埼玉県
キジ目キジ科 キジ

CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ


ゴールデンウィークだ! [季節]

世の中ゴールデンウィークで最長10連休の方もいるようだが、残念ながら当方は連休始まって昨日初めての休みだったが天気も悪くやることもたまっていてfieldに出れず。
5月5日の立夏を待たず早くも初夏の陽気に虫たちも続々姿を見せているが、しょうがないので連休前に撮った虫たちを。
湿地脇の草で羽化を待つ幼虫の顔の殻を付けた「ツマグロヒョウモン」の蛹。
成虫の姿もちらほら。
ツマグロヒョウモン0425_1.jpg


















水辺には「ヒゲナガハナノミ」も現れた。
毎年この名前が出てこずにこの時期頭をひねっている。
ヒゲナガハナノミ0426_1.jpg


















このコメツキムシもあちこちで見られたが何コメツキか。
撮って調べて忙しいのは嬉しい限り?
コメツキムシ0425_1.jpg


















2016年4月25.26日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン
コウチュウ目ナガハナノミ科 ヒゲナガハナノミ
コウチュウ目コメツキムシ科
 
CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

スギ材にヒメスギカミキリ

スギの加工材にヒメスギカミキリが来ているとお仲間に教えていただいた。
積まれた材を見ていると、隙間から出てちょこちょこと歩き回っているのを確認できた。ヒメスギカミキリ0426-2_1.jpg



















スギをはじめとした針葉樹の新しい伐採木や加工材に付き、幼虫が材を食うので害虫とされている。
背中の赤色は個体差があり、見ていると赤が濃いものや薄いものがいた。
上とこの写真は体が小さく触角が長いオス。
ヒメスギカミキリ0426_1.jpg


















体が大きく触角の短いのがメス。
なかなか止まらず動き回るので厄介だ。
同じスギなどに付くスギカミキリは、この種より大きく黒色の前翅に黄褐色の斑があり美麗なのだがなかなか出逢えない。
ヒメスギカミキリ0426-1_1.jpg


















2016年4月26日 埼玉県
コウチュウ目カミキリムシ科 ヒメスギカミキリ

CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ


今年はよく見かけるイカリモンガ [チョウ目]

少し暗い林縁や林内で飛ぶオレンジ色を見つけてテングチョウかと思ったら蛾の仲間「イカリモンガ」だった。
シダの仲間が幼虫の食草なので、こういった環境で見られるのだろう。
昼行性なので昼間に花の蜜を吸っているところに出逢うと、チョウとガの分類は難しいといつも思う。
イカリモンガ0407_1.jpg


















2016年4月27日 東京都
チョウ目イカリモンガ科 イカリモンガ