キジのカップル [鳥類]
里山の畑道近くを歩いていたら、お仲間が草陰に動くものを見つけた。
クヌギの垂れ下がった枝に隠れているつもりだろうが、その鮮やかさは隠しようがない。
「キジ」のオスだった。
もっと見えるところに出てくれないかとファインダーを覗いていると、オスの前に褐色の体が。
久しぶりに見るメスの姿。
2羽ともすぐに丈の高い草の中に消えていった。
出てくるであろうポイントを予測して先回りしてみたら思った通り。
しかし姿を現したのはオスだけだった。
そのうちオスが「ケーン♪」と一鳴き。
ふと後ろを見るとメスがいて低い姿勢でオスの方に走って行った。
オスがメスを気遣い、メスもオスのもとへ駆け寄る。
次に出会った時には小さな雛たちを連れている姿をぜひ見たいなぁとその場を後にした。
2016年4月26日 埼玉県
キジ目キジ科 キジ
CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ
ゴールデンウィークだ! [季節]
5月5日の立夏を待たず早くも初夏の陽気に虫たちも続々姿を見せているが、しょうがないので連休前に撮った虫たちを。
湿地脇の草で羽化を待つ幼虫の顔の殻を付けた「ツマグロヒョウモン」の蛹。
成虫の姿もちらほら。
水辺には「ヒゲナガハナノミ」も現れた。
毎年この名前が出てこずにこの時期頭をひねっている。
このコメツキムシもあちこちで見られたが何コメツキか。
撮って調べて忙しいのは嬉しい限り?
2016年4月25.26日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン
コウチュウ目ナガハナノミ科 ヒゲナガハナノミ
コウチュウ目コメツキムシ科
CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM
スギ材にヒメスギカミキリ
スギの加工材にヒメスギカミキリが来ているとお仲間に教えていただいた。
積まれた材を見ていると、隙間から出てちょこちょこと歩き回っているのを確認できた。
スギをはじめとした針葉樹の新しい伐採木や加工材に付き、幼虫が材を食うので害虫とされている。
背中の赤色は個体差があり、見ていると赤が濃いものや薄いものがいた。
上とこの写真は体が小さく触角が長いオス。
体が大きく触角の短いのがメス。
なかなか止まらず動き回るので厄介だ。
同じスギなどに付くスギカミキリは、この種より大きく黒色の前翅に黄褐色の斑があり美麗なのだがなかなか出逢えない。
2016年4月26日 埼玉県
コウチュウ目カミキリムシ科 ヒメスギカミキリ
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ