初冬の風物詩といえば、フユシャクの仲間の1番手、昼行性の「クロスジフユエダシャク」の飛翔だ。
今年もちらほらと姿が見られるようになってきた。
ふと枯草の茎にとまっているオスを見つけた。
こうしてじっくりと見るのは今シーズン初めてだ。
華奢で弱々しいなぁ、そう思っていると強い風に体が浮いて前脚でかろうじてつかまった。
次の瞬間、さらに強い風が吹いて飛翔というより飛ばされて見えなくなってしまった。
何とも儚い・・・・。
それも魅力の一つだろうか。
2015年12月4日 東京都
チョウ目シャクガ科 クロスジフユエダシャク EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM