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ハートではない モンキツノカメムシ [カメムシ目]

ベンチに座って休憩していたらズボンにカメムシが。
ハートのエサキモンキツノカメムシか、温かいからまだ活動しているのかと思ったがよく見るとハートではない。
足元の枯葉に移ってもらった。
モンキツノカメムシ1216_1.jpg


















背の黄色い三角の上辺に切れ込みがありハート形状ならエサキモンキツノカメムシだが、切れ込みがなければモンキツノカメムシ。ほんのわずかな違いだが、種が異なるということはこの2種の間には累々子孫は残せないということ。
ん~、似て非なるもの、なんと奥深い事だろうか!
エサキは時折見かけるが、モンキは出逢う機会は少ない。たまたま昨日、近くで死んだ個体を確認したばかりだった。
モンキツノカメムシ1216-1_1.jpg


















他のカメムシにも見られる体の篆刻の美しさは拡大してみるとよくわかる。
中学生だったか、銅板にポンチで打刻したのを思い出す。
さらに黄色と黄緑の体色のグラデーションは絶妙だ!モンキツノカメムシ1216-2_1.jpg



















2015年12月16日 東京都
カメムシ目ツノカメムシ科 モンキツノカメムシ     
EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ


今日も暖かい [自然]

今年もあと半月ほどとなったが、今日もアウターを着なくても過ごせるなんと暖かい事か。
谷戸を見渡せば、黄葉した葉が風で散り始めていた。
宮野入谷戸1216_1.jpg



























白い解説板にはたくさんのナミテントウたちが集まっていた。
例年なら10月末から11月初めにこのような光景が見られるが、その後は集団で越冬している頃だ。
ナミテントウ1216_1.jpg


















今でもこんなに姿が見られるのは、今年はやはり暖かいのだろう。
ナミテントウ1216-1_1.jpg


















陽だまりの草地ではまだ「ヒナバッタ」が見られたが後ろの両脚が無くなっていた。
さすがに鳴き声は聞かれなかった。
ヒナバッタ1216_1.jpg


















久しぶりに見る「ヤマトシジミ」。
かなり翅が傷んでいたが、まだまだ元気に飛んで行った。
ヤマトシジミ1216_1.jpg


















撮っていた足元で跳ねたのは「オンブバッタ」。
寒さに強く遅くまで見られるが、このところご無沙汰だ。
オンブバッタ1216_1.jpg


















「アキアカネ」も健在。
お会いした方からマユタテアカネがいたと聞いたが残念ながら見つけられなかった。
さてこの暖かさ、いつまで続くのだろうか?
アキアカネ1216_1.jpg


















2015年12月16日 東京都
コウチュウ目テントウムシ科 ナミテントウ
バッタ目バッタ科 ヒナバッタ
バッタ目オンブバッタ科 オンブバッタ
トンボ目トンボ科 アキアカネ
CANON EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM 、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM