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まだ マユタテアカネ [トンボ目]

湿地のシンボル 背丈3mはあるタカアザミも花を終えてすっかり冬の装い。
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今年一番、見上げる大きな株も綿毛を飛ばしていた。
タカアザミ1209-1_1.jpg



























今日はアカネ属の中でもアキアカネと共にこの谷戸で遅くまで見られる「マユタテアカネ」を探して歩いた。
見つかるのはすべてアキアカネばかり。
午後2時を回ると西の雑木林に陽が掛かり、気温も下がってくる。
こうなるとさらに生き物たちが見られなくなってくるから気が焦る。
帰りかけた田んぼで、小さい赤トンボがいた。
マユタテアカネ1209_1.jpg


















アキアカネより一回り小さく腹部がほっそり、尾端もくいっと上がっている。
ようやくのブタ鼻、マユタテアカネのオス!
いつも谷戸を歩いている常連の方も、マユタテアカネはすっかり少なくなったと。
今日最後に見られたのはラッキーだった。
マユタテアカネ1209-1_1.jpg


















2015年12月9日 東京都
キク目キク科 タカアザミ
トンボ目トンボ科 マユタテアカネ  
CANON EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM 、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

12月の常連 ハラビロカマキリ [カマキリ目]

丘陵の紅葉はクヌギやコナラなどの木々が主で雑木林全体が黄色やオレンジに変わり、今が見頃。
紅葉というより黄葉の方がしっくりくる。
黄葉1204_2_1.jpg



























谷戸の入り口にはところどころにイロハモミジが植栽されており、さらに彩りを添えている。
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黄葉したコナラの根元、先日記載したアオクチブトカメムシのいた木のすぐそばで「ハラビロカマキリ」のメスを見つけた。
まだお腹が大きくこれから産卵するようだが、急がないと産む前に寒さにやられてしまう。
そんな個体を毎年見てきたので、頑張って無事産卵してほしいものだ。
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この前日、同じ谷戸で今年初めてのハラビロカマキリの褐色型を木柵の上で見かけた。
こちらもまだお腹が大きい割には、身軽に柵の上を歩いて行った。
このあたりにいるカマキリの中では遅くまで見られる種、4年前の12月23日が私の最も遅い観察記録だ。
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2015年12月4・5日 東京都
ムクロジ目ムクロジ科 イロハモミジ
カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/一部内臓ストロボ