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日向ぼっこ ルリタテハ [チョウ目]

ナミテントウたちが集まっていた案内板の杭にやって来た「ルリタテハ」。
成虫越冬で冬の小春日和には時折姿が見られるが、今年は12月に入っても暖かい日が多いので本格的な越冬体制には入れないでいるのではないか?
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翅表は、シックな瑠璃色に淡い水色のラインが華やかさを添える。
この個体は、すぐ脇を人が通っても全く動じず、かなり近くまで寄らせてくれた。
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翅裏は、こげ茶や茶色の地味な色合いと縁のリアス式海岸のような形状が特徴的。
タテハチョウ科で成虫越冬するテングチョウ、キタテハ、ヒオドシチョウなどは翅裏は同じように地味。
越冬中は翅を閉じてじっとしているので、この色や形では樹皮や落葉に紛れてなかなか見つけられないわけだ。
身体や翅に毛が生えているのは寒さ対策なのだろう。
この冬は、これらの種が越冬している姿をぜひ探し出して見てみたいものだ。
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2015年12月16日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 ルリタテハ  CANON EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM 、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM