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草の中のバッタは見つけにくい [バッタ目]

先日見つけたシンジュサンの幼虫を撮り直しに行ってみたが、残念ながらいなくなっていた。
周囲の木にも姿がなく、周りにガビチョウがいたので鳥に食べられたのか、人に見つかって持ち去られたか。
シンジュサンの蛹化は樹上であり、地面に降りることは考えにくい。
大きさ的にも蛹化にはまだ早いと思うのだが・・・。

気を取り直して草地に行ってみた。
歩くとイナゴたちが飛び跳ねる。
以前は、コバネイナゴが多かったが今年はほとんどが「ハネナガイナゴ」と思われる個体ばかり。
コバネはどこへ?
ハネナガイナゴ0913_1.jpg


















「ショウリョウバッタ」もすっかり成虫になった。
特にメスは、トノサマバッタ、タイワンツチイナゴと並んで日本最大級の大きさ。
威風堂々といったところだ。
ショウリョウバッタ0913_1.jpg


















オギの葉で見つけた「サトクダマキモドキ」。
一枚撮るとこちらの気配にあっという間に奥のオギへ飛んで行ってしまった。
この後、通り過ぎたオギから別のサトクダマキモドキであろう、100m以上も離れた雑木林のコナラに飛び去った。
飛ぶのは得意、じっくり撮りたかったのにとても残念だった。

これら3種とも、とまっている植物と色が似ていてよく見て歩かないと意外と気付かないものだ。
サトクダマキモドキ0913_1.jpg


















2015年9月13日 東京都
バッタ目バッタ科 ハネナガイナゴ、ショウリョウバッタ
バッタ目ツユムシ科 サトクダマキモドキ        CANON EOS70D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM/MT-24EX