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つかの間の晴れ間か [自然]

日曜日から遅い夏休み、前半は所用を済ませて中盤から遠出をと思っていたが、また雨の予報が・・・。
特に予定を立てていたわけではないので、気の向くままに過ごそう!

貴重な晴れなので何時もの谷戸へ行ってみた。
ノハラアザミやツリガネニンジン、オトコエシなど秋の花が咲き、たくさんの虫たちが集まって、いやはや賑やかで楽しい!
そんな中、吸蜜するでもなく花の周りを優雅に飛び回っていた「ジャコウアゲハ」のオス。
林縁の葉で小休止ばかり。
何が目的なのだろう?
このあたりに幼虫の食草のウマノスズクサがあっただろうか。

ジャコウアゲハ0915_1.jpg


















イヌキクイモの花には「ヒメアカタテハ」がやってきていた。
こちらはしきりのストローを伸ばしてお食事に夢中。
ヒメアカタテハ0915_1.jpg


















様々な虫たちが活動すると、それらを捕食するものたちも忙しい。
オギの葉裏では、蛾を捕らえた「ヤハズハエトリ」のオス。
花にはシロオビノメイガなどの昼行性の小さな蛾が集まり、草地を歩くとシバツトガなどが飛び出る。
ハエトリにとっては、獲物が活発に活動してくれればそれだけチャンスが増えるというもの。
ヤハズハエトリ0915_1.jpg


















低く垂れ下がったコナラの枝で目が合ったのは樹上生活者の「ハラビロカマキリ」。
こんな枝にいてどんな獲物がやって来るのだろうか?
獲物を捕獲するには効率が悪い気がするが、ここを生活の場所として選んでいるからには何らかの策があるに違いない。
ハラビロカマキリ0915_1.jpg


















2015年9月15日 東京都
チョウ目アゲハチョウ科 ジャコウアゲハ
チョウ目タテハチョウ科 ヒメアカタテハ
クモ目ハエトリグモ科 ヤハズハエトリ
カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ


田んぼの周りでは [季節]

朝から曇り空でいつ雨が降ってもおかしくないような空模様。
少しの間、田んぼの周辺を歩いてみた。

畔では「オンブバッタ」が名前の通りメスがオスをおんぶしていた。
交尾はしていなかったが、オスはこのメスをキープなのだろう。
オンブバッタ0914_1.jpg


















曇り空でも元気だったのは「ヤマトシジミ」たち。
陽は射していないが翅を広げているもの
ヤマトシジミ0914-1_1.jpg


















草にとまって動かず眠りについている?もの
ヤマトシジミ0914_1.jpg



























メスにアピールしているもの 
シャッターを押した瞬間メスがフレームアウトしてしまった・・・ 申し訳ない!
ヤマトシジミ0914-2_1.jpg


















草陰で獲物をじっと待つ「ナガコガネグモ」。
オンブバッタもヤマトシジミもこの網に掛かったら、逃れられずに命を落としてしまう。
刹那が死と隣り合わせ、それぞれが生きるためであるとはいえ何とも厳しい世界だ。
ナガコガネグモ0914_1.jpg


















2015年9月14日 埼玉県
バッタ目オンブバッタ科 オンブバッタ
チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ
クモ目コガネグモ科 ナガコガネグモ           CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM