湿地にトンボたち! [トンボ目]
そろそろかなぁと湿地に行った。
お目当てはトンボ。
湿地脇を歩くと、足元からキラキラが飛んで視界から消えた。
羽化したばかりのトンボの翅はまるで光を反射した薄いガラスのように輝く。
きっとシオヤトンボに違いない、じっくり見られなかったのが残念だった。
湿地の上では、今年初見のクロスジギンヤンマの占有飛行。
こちらもあっという間に飛んで行ったしまった。
低い草の上をしゃがんでじっくり見ていると、小さなオレンジのトンボが飛ぶのが目についた。
とにかく小さいので目が慣れるのに時間がかかる。
まだ未成熟な「アジアイトトンボ」のメス。
緑で覆われてきた草地にこのオレンジは印象的。
しかしオスのほうが多く見られた。
目の後ろの1対、背中の筋、腹端の僕の好きな淡い水色。
オスもメスもこんなにきれいな色の種だが、単に湿地を眺めるているだけではまず目に入らないだろう。
それほど小さくて華奢なイトトンボなのだ。
2015年4月26日 東京都
トンボ目イトトンボ科 アオイトトンボ EOS70D EF100mm F2.8L IS USM