SSブログ

稀なトゲアリ [ハチ目]

fieldで足元を見ると歩いているアリがたいがい見つかるだろう。
アリといえば自然への興味の第1歩、小さい子供たちはアリさんに興味マシマシだ!
よく見るアリは、クロヤマアリ、クロクサアリ、クロオオアリ、アミメアリ、アーケードを作るトビイロケアリなど以外にもとにかく多くの種類がいる。
その多さは文一出版で「アリハンドブック」が出版されている事からもわかる。以前に買ったと思ったが見当たらないがどこにいったか?

この辺りで見られるアリの中に胸の赤いアリが2種類いる。
一種は比較的よく見掛ける名の通り胸が赤いムネアカオオアリで、撮ってあると思っていたが写真が見つからず撮っていなかったかも。実はハンドブックも・・・

もう1種は、やはり胸が赤くカールした鋭い棘を持つ「トゲアリ」で見られるのは稀だ。
先日記事にした林内のヒノキの根元の巣をもう一度見に行った。
トゲアリ0608-1.JPG



















相変わらず多くの働きアリが出入りしていた。
トゲアリ0608-2.JPG



















前回は小さな土の粒を運び出すものが多かったが、この日はそれはあまり見らない。
この個体が咥えていたものは何だか細長く土ではなさそうだ。
トゲアリ0608-3.JPG



















こちらが咥えているのは虫の翅?、植物の種?
トゲアリ0608-4.JPG



















これからも巣の増築は続くだろうからその時は土を運搬する働きアリが多く見られるのだろうが、今は増築は一旦休止で餌の残骸や要らなくなった物を捨てに行く働きアリがが多いのかもしれない。
それにしてもこの胸の棘の造詣は何て素晴らしい!
時々様子を見に行こう!
トゲアリ0608-5.JPG



















2023年6月8日 東京都 ハチ目アリ科 トゲアリ

nice!(0)