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ウスバカマキリ 2019 [カマキリ目]

僕が知る限り広い狭山丘陵で唯一、ある場所にしかいない「ウスバカマキリ」を探しに行った。
丘陵で普通に見られるカマキリは、オオカマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリの3種。
地域限定で見られる種が、チョウセンカマキリ(カマキリ)とこのウスバカマキリだ。
ウスバカマキリは一般的に背の低い草地を好み河原などで見られる。

数年前にこの場所にいることがわかり、毎年カマキリシーズンにはチェックしているのだ。
今年は時期が遅かったのか、なかなか見つからない。
オスは身軽で素早く飛んで逃げるのだが気配もなかった。
歩いていると低い草の中に見つけて写真が撮りやすいメドハギの茎に誘導した。
カマの根元内側の黒斑がウスバカマキリの特徴だ。

大きさはハラビロカマキリより少し小さいくらい。
ウスバカマキリ1017_1.jpg



















お腹の大きなメスだった。
今年も出逢えて良かったなぁ!
無事産卵して来年もまたよろしく!!
ウスバカマキリ1017-1_1.jpg





























探しているとさらにこちらも低い草の中にもう一匹。
体色が淡いオレンジ色のメスだった。
良く見ると右目に傷を負っていた。
ウスバカマキリ1017-2_1.jpg



















何故こんなことになったのか?
確かに動きは緩慢だったが、それでも左目は見えるのだろうから頑張れ!
ウスバカマキリ1017-3_1.jpg



















2019年10月17日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ウスバカマキリ

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