市の天然記念物 エドヒガンザクラ倒れる [植物]
昨日今日と河川敷の昆虫調査を行った。
夏秋2回の調査だが、夏は37℃を記録して熱中症になり、今回は台風で調査区の河川敷が水没し土砂が堆積していて残念ながら虫の数が非常に少なかった。
今日はトラップの回収で早々に終わったので、近くにある以前に勤めていた埼玉県北本自然観察公園に行ってみた。
池に掛かった桟橋を歩いていると、当時お世話になった先輩の方が小学生を引き連れて歩いてきた。
まるで校長先生みたい!
夏秋2回の調査だが、夏は37℃を記録して熱中症になり、今回は台風で調査区の河川敷が水没し土砂が堆積していて残念ながら虫の数が非常に少なかった。
今日はトラップの回収で早々に終わったので、近くにある以前に勤めていた埼玉県北本自然観察公園に行ってみた。
池に掛かった桟橋を歩いていると、当時お世話になった先輩の方が小学生を引き連れて歩いてきた。
まるで校長先生みたい!
今日は小学生5クラスが学びに来ているとのことだった。
子供たちがカメっ~!て叫んでいる先には、大小の「ミシシッピアカミミガメ」が並んで水面に突き出た木で甲羅干しをしていた。
桟橋には「カヤネズミ」の巣の解説看板が立てられていた。
先の先輩はカヤネズミの巣を見つけるスペシャリストで、この巣も先輩が見つけたのだろうか?
解説看板の写真と少し場所が違ったのは、台風のせいだろう。
甲羅干しをするカメもカヤネズミの巣も僕が務めていた10年前と変わらないのは嬉しくも懐かしい!
ミゾソバが見ごろの湿地を見ていると、枯れた葉の上に「ササキリ」のメスがいた。
今の時期見られる小さなキリギリスの仲間だ。
見られたのはメスばかりで、この種もそろそろ終盤なのだろう。
湿地の木道の先に黄色いコーンが立っていたので工事中かなと思ったら大きな倒木だった。
その木は樹齢200年を超えるといわれ北本市の天然記念物に指定された「エドヒガンザクラ」で春には薄紅色の花をたくさん咲かせ多くの方々を楽しませてきた。
エドヒガンザクラは長命な野生種で、この種とオオシマザクラから生まれたのがソメイヨシノと言われている。
公園によると台風19号に耐えた後の10月22日に倒れ、原因は根腐れとのこと。
老齢で気にはなっていたのだが、まさかの驚きと残念で仕方がない。
今日は昔と変わらぬカメとカヤネズミ、倒れてしまったエドヒガン、嬉しいやら悲しいやらで・・・。
2019年10月31日 埼玉県 カメ目ヌマガメ科 ミシシッピアカミミガメ、ネズミ目ネズミ科 カヤネズミ、バッタ目キリギリス科 ササキリ、バラ目バラ科 エドヒガンザクラ
子供たちがカメっ~!て叫んでいる先には、大小の「ミシシッピアカミミガメ」が並んで水面に突き出た木で甲羅干しをしていた。
桟橋には「カヤネズミ」の巣の解説看板が立てられていた。
先の先輩はカヤネズミの巣を見つけるスペシャリストで、この巣も先輩が見つけたのだろうか?
解説看板の写真と少し場所が違ったのは、台風のせいだろう。
甲羅干しをするカメもカヤネズミの巣も僕が務めていた10年前と変わらないのは嬉しくも懐かしい!
ミゾソバが見ごろの湿地を見ていると、枯れた葉の上に「ササキリ」のメスがいた。
今の時期見られる小さなキリギリスの仲間だ。
見られたのはメスばかりで、この種もそろそろ終盤なのだろう。
湿地の木道の先に黄色いコーンが立っていたので工事中かなと思ったら大きな倒木だった。
その木は樹齢200年を超えるといわれ北本市の天然記念物に指定された「エドヒガンザクラ」で春には薄紅色の花をたくさん咲かせ多くの方々を楽しませてきた。
エドヒガンザクラは長命な野生種で、この種とオオシマザクラから生まれたのがソメイヨシノと言われている。
公園によると台風19号に耐えた後の10月22日に倒れ、原因は根腐れとのこと。
老齢で気にはなっていたのだが、まさかの驚きと残念で仕方がない。
今日は昔と変わらぬカメとカヤネズミ、倒れてしまったエドヒガン、嬉しいやら悲しいやらで・・・。
2019年10月31日 埼玉県 カメ目ヌマガメ科 ミシシッピアカミミガメ、ネズミ目ネズミ科 カヤネズミ、バッタ目キリギリス科 ササキリ、バラ目バラ科 エドヒガンザクラ