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チョウのスプリングエフェメラルたち [チョウ目]

春分も過ぎてまだ寒い日があるが日差しは暖かい。
カタクリやニリンソウなどの植物のスプリングエフェメラルも開花していよいよ春本番だ!

先日、ようやくチョウのスプリングエフェメラルたちをじっくり見ることが出来た。
まずは、例年見られる草地に行くと数頭が飛び交っていた「コツバメ」。
持ち合わせのレンズで撮ったので背景がうるさいが、まぁ初見ということで。
コツバメ0325_1.jpg


















スミレの花を探していて、たまたま目の前の竹の柵にとまっているものが目についた。
それは交尾している「ミヤマセセリ」だった。
毎年存在は確認しているが、交尾を見たのは初めて。
数枚撮るとこちらを気にして飛び立った。
離れたところの草地に着陸したのを目で追って探したが、全く見当たらない。
追いかける途中、に飛び去ったのだろう。
残念だが、見られたことはとてもラッキー、これは虫の神様のお蔭かな(^^)
ミヤマセセリ0325_1.jpg


















2016年3月25日 東京都
チョウ目シジミチョウ科 コツバメ、セセリチョウ科 ミヤマセセリ

春の渓谷の花たち [植物]

春の渓谷は様々な花たちで華やかだった。
多くの方がこの花の開花を首を長くして待っていたのではと思う「ハナネコノメ」。
白い萼と赤い葯のコントラストが美しく、流れの中の岩に群生している様は美しい。
ハナネコノメ0323-1.JPG


















名前は何とも可愛そうだが、微妙な色合いが魅力的な「ヨゴレネコノメ」。
「ユリワサビ」との共演だ。
ヨゴレネコノメ0323_1.jpg


















ジロボウは何時ものfieldで見ることが出来るが、ヤマエンゴサクはないので見られて嬉しい。
苞の切れ込みがジロボウとの識別点。
ヤマエンゴサク0323_1.jpg



























青い花は丘陵でも見たことがあるが、白花は初めて見る「ヤマルリソウ」。
青みがかったものもあったが、この花は真っ白だった。
ヤマルリソウ0323_1.jpg


















黄色い春の花も多いが、小さくて木に咲く黄色い花の「アブラチャン」。
クスノキ科で同じ科のクロモジと色は似ているなぁ。
アブラチャン0323_1.jpg


















見たいと思っていた花の一つが、「フサザクラ」。
もう終わっているかと思っていたが、まだ咲いている場所を案内いただいた。
カツラの花ととても似ているが、こちらは雌雄同株両性花らしい。
サクラと名に付くが、サクラとは異なりキンポウゲ科に属する全く異なる種だった。

この日見た花はほとんどが初めて見たものばかり。
面白さと感動の一日だった。
やはり、たまには他のfieldにも行かなければと思うのであった。
フサザクラ0323_1.jpg



























2016年3月23日
ユキノシタ目ユキノシタ科 ハナネコノメ、ヨゴレネコノメ
フウチョウソウ目アブラナ科 ユリワサビ
キンポウゲ目ケシ科 ヤマエンゴサク
真正キク類ムラサキ科 ヤマルリソウ
クスノキ目クスノキ科 アブラチャン
キンポウゲ目フサザクラ科 フサザクラ