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クヌギカメムシ この冬も [カメムシ目]

多くのクヌギカメムシたちが産卵していた3本株立ちの人気のクヌギはその後どうなったのか見にいった。
小さな黒地にクリーム色の模様のテントウムシが動き回っていた。
今まで何度も見ているが名前が出てこない。
帰って調べそうそう「ウスキホシテントウ」だった。
似た種にムツキボシテントウがいるが、模様からウスキでいいだろう。
ウスキホシテントウ1210.JPG



















昨年久しぶりにクヌギカメムシが多く産卵していたが、今年も昨年並みに産卵するメスの姿や幹の割れ目に卵塊が多く見られた。
クヌギカメムシ1210-1.JPG




















恐らく産卵のピークは越えたと思われるが、まだメスたちがあちこちで産卵中だった。
クヌギカメムシ1210-2.JPG




















珍しく「クロスジフユエダシャク」のオス2頭が幹にまとわりついているなぁとよく見ると、メスが幹を上っていた。メスは足早にオスたちを振り切って窪みで一休み。
既に交尾済みなのだろうか?
クロスジフユエダシャク1210.JPG




















すぐ隣のコナラの根元には翅が傷んだ「ハラビロカマキリ」のメスがいた。
死んでいるのかと思ったら、ゆっくりこちらに顔を向け触角を動かした。
お腹はぺっちゃんこなのですでに1度は産卵済みのようだが、まだ産むつもりなのか?
それともここで最期の時を待っているのだろうか?
ハラビロカマキリ1210.JPG




















2023年12月10日 東京都 コウチュウ目テントウムシ科 ウスキホシテントウ、カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ、チョウ目シャクガ科 クロスジフユエダシャク、カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ

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クロスジフユエダシャクの次はクロオビフユナミシャク [チョウ目]

夜中中灯りがともっているトイレを覗いてみると灯りの下の壁にいくつか蛾が来ていた。
最も目を惹いたのは見事な触角の少し大きめの蛾。
ん~、確か「カバエダシャク」!
後で調べると合っていた(^^♪
カバエダシャク1209.JPG




















こちらもまた名前が・・・、クロクロ、「クロオビフユナミシャク」、何とか覚えていたようだ!
今季2種目のフユシャクだ。
クロオビフユナミシャク1209.JPG



















そのすぐ下にはフユシャクでないシャクガ、「ナカオビアキナミシャク」がいた。
ナカオビアキナミシャク1209.JPG




















いよいよ「クロスジフユエダシャク」が多く見られるようになってきた。
今日はササクサの種に脚がとられてもがいている個体がいて解放してあげた。
そのすぐあと、こちらに気付いて飛び立ったところをジョロウグモの網にかかって餌食になってしまったものが。
ここを歩かなければこんなことにはならなかっただろうに。
助けようとしたがすでに遅し、ああ申し訳ないと思いながらこの場を後にした。
クロスジフユエダシャク1209.JPG





























2023年12月9日 東京都 チョウ目シャクガ科 カバエダシャク、クロオビフユナミシャク、ナカオビアキナミシャク、クロスジフユエダシャク

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ジョビオとジョビコ どうなる? [鳥類]

この冬もあちこちで「ジョウビタキ」のヒーヒー♪という声や姿が見られるようになった。
ジョウビタキは冬鳥で夏季は中国大陸、ロシアやバイカル湖で繁殖し冬に日本に渡ってくる冬鳥だ。
日本ではオスメス共に縄張りを張って単独で生活している。

11月のいつ頃からか丘陵の小さな公園に、ジョウビタキのオスとメスが居ついている。
縄張りの一部が重なり合っているのか、お互い鳴いて追いかけあって縄張りを主張していた。
この日いつものように2羽の声が聞かれ、桜の枝に2羽の姿が。
ジョウビタキ1201-1.JPG



















枝先にオス、すぐ近くにメス。
見ていたらメスに追われてオスがこの枝先にやって来た。
ジョウビタキ1201-2.JPG



















こんなことが1か月ほど続いているようだ。
メスの動きを見るオス。
ジョウビタキ1201-3.JPG



















オスにじわじわとにじみ寄るメス。
この後オスはメスに追いやられてしまった。

さて今後どうなるのか?
仲良く渡る春までこの場で一緒に姿を見せてくれるか?
それともどちらかが独占するのか?
今後の観察が楽しみだ!
ジョウビタキ1201-4.JPG



















2023年12月1日 東京都 スズメ目ヒタキ科 ジョウビタキ

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ヤマガラ エゴの種子を食べる [鳥類]

葉の落ちたエゴノキに数羽の「ヤマガラ」がいた。
ビービー♪ ニーニー♪と賑やかだ。
1羽が枝で足で抑えた何かをしきりに突いていた。
こげ茶色のラグビーボールのようなものはエゴノキの種。
秋によく見るぶら下がった薄緑色の丸い実の中身。
ヤマガラ1128.JPG



















この木にもまだぶら下がった実がいくつかあった。
ヤマガラはこの種が大好物で秋以降エゴノキに執着して周りでよく見られる。
ヤマガラ1128-1.JPG



















今の時期、エゴノキの種子のいくつかの中にはエゴヒゲナガゾウムシの幼虫がいる。
幼虫が成長した種の中はその幼虫と糞だけだろうからすぐに幼虫をつまみ出すかとしばらく見ていた。
ヤマガラ1128-2.JPG



















が、くちばしの先には色は幼虫と似ているがこれは種の中身だろう。
残念ながらそのシーンはお預けとなった。
ゾウムシは種の中で冬を越して夏に蛹となり成虫として出てくる。
なのでまだしばらくの間はチャンスがあるという事だ。

パソコンのOSはWindows10を使用していたが25年10月サポート終了という事で、まだ2年ほどあるものの無料なので一昨日11にアップデートした。色々面倒臭いかと思ったが、そんなこともアップ後の不具合も全くなくちょっと拍子抜けした。

ヤマガラ1128-3.JPG



















2023年11月28日 東京都 スズメ目シジュウカラ科 ヤマガラ

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ようやくミノウスバ 産卵する! [チョウ目]

先月からそろそろかとfieldのマユミの枝先を見ていたが、12月3日にようやく「ミノウスバ」の産卵が見られた。
ミノウスバはマダラガ科に属する蛾の仲間で、幼虫はマユミやニシキギ、マサキなどニシキギ科の葉を食樹とし成虫は腹部の黄色い毛と透明な翅が特徴だ。
ミノウスバ1203-1.JPG




















一見セミのようにも見えるが、翅を開いた大きさは3㎝程と小さい。
早い年では11月初旬に産卵が見られるが、今年は1か月ほど遅かった。
猛暑やそれによるマユミの生育が影響したのだろうか?
ミノウスバ1203-2.JPG




















こちらは産み始めのメスでお腹の先に卵が見える。
翅を開いていたので良く目立った。
ミノウスバ1203-3.JPG



















卵は体毛に包まれて産み付けられる。
産卵数は多く卵から孵った幼虫たちが食樹の葉を食べつくすことで問題となることがある。
晩秋から初冬にかけて、ミノウスバの産卵は僕の風物詩になっている。
ミノウスバ1203-4.JPG



















見上げた空には秋から冬にやって来る「ノスリ」が1羽舞っていた。
ノスリ1203.JPG



















2023年12月3日 東京都 チョウ目マダラガ科 ミノウスバ、タカ目タカ科 ノスリ

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まだ頑張る! 赤トンボたち [トンボ目]

昨日今日と朝の冷え込みは厳しく、日陰では霜が降りていた。
そんな寒さの中、少し陽が上がると田んぼの周りでは「アキアカネ」のオスたちが飛び交っていた。
トンボの中では寒さに強く12月の末頃まで見られるが、まだ年を越して1月まで生き延びた個体は確認していない。
アキアカネ1203.JPG



















見られるのはオスばかりでメスは見掛けないなぁと思ったら水辺近くで褐色の個体を見つけた。

アキアカネのメス、こんなところにいたのか!
と思ったら・・・
マユタテアカネ1203-1.JPG



















飛んでこちら向きにとまった顔を見たら1対の斑がある。
「マユタテアカネ」のメスだった。
マユタテアカネ1203-2.JPG



















マユタテアカネはオスもすっかり姿を消していたのでついアキアカネだと思ってしまった。
メスはオスと異なり体全体が褐色で草の中にとまると、目を離すとどこにいたのか全くわからなくなってしまう。

さて、どこにいるかわかるだろうか?
マユタテアカネ1203-3.JPG



















2023年12月3日 東京都 トンボ目トンボ科 アキアカネ、マユタテアカネ

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職場の公園にキジがいた! [鳥類]

職場の一つは東京都の多摩湖と西武鉄道の多摩湖線の間にある都立公園。
園内は芝生広場や雑木林、ススキ原っぱなどがある。
昨日の朝、そんな公園のススキ原っぱの脇に何と「キジ」のメスが、驚いた!
その周りには普段見られない好奇心からか3羽のハシボソガラスが取り囲んでいた。
キジ1201-1.JPG



















ここのハシボソガラスは見たことが無いかもしれないが、スタッフもここでキジを見たのは初めて。
元来ここに定着してはいないので、ん~、多摩湖周辺から飛んで来た可能性が高い。
キジ1201-2.JPG



















ハシボソガラスがにじり寄るのを嫌ったか、多摩湖堤防の斜面に飛んで行った。
その後どこへ行ったか確認していないが、元いた場所に帰っていればいいのだが・・・。
キジ1201-3.JPG



















2023年12月1日 東京都 キジ目キジ科 キジ

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今シーズン初見のフユシャク クロスジフユエダシャク [チョウ目]

いよいよ12月に入り今年もあと残すところ1月となった。
さすがに朝は寒さが厳しい。
灯りの灯ったトイレに居残り蛾が一つ。
翅の前翅の上から楔状紋、環状紋、腎状紋が見られることから「カブラヤガ」でいいだろう。
幼虫は様々な植物を食べる農業害虫として農家から嫌われているようだ。
カブラヤガ1201.JPG




















あちらこちらで「クロスジフユエダシャク」が飛ぶ姿を見たが、まだ出始めだからか数は多くない。
看板のポスターにとまったのを。
今年は多いか少ないか?
クロスジフユエダシャク1201.JPG




















秋以降、時折姿や鳴き声が聞かれる「アカゲラ」。
ケッケッ♪という鳴き声を聞くとこの時期アオゲラかアカゲラかと目が皿になる(^^
ここ狭山丘陵では夏には見られないので漂鳥だろうな。
アカゲラ1201.JPG



















2023年12月1日 東京都 チョウ目ヤガ科 カブラヤガ、シャクガ科 クロスジフユエダシャク、キツツキ目キツツキ科 アカゲラ

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