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無数のアリ地獄の巣

南向きの見晴らしの良い小さな丘の上に日当たりがいいベンチが4つある。
夏頃からこの全てのベンチの下に穴がいくつもあいているのを見つけ、これはアリ地獄の巣では?といくつも掘り返したが一向に幼虫は見つからなかった。

一昨日久しぶりに行ってみると、穴の数が増え大きさも大きくなっていた。
アリジゴク1014-1.JPG



















一番手前の大きな穴を掘って見ると、やっぱり!
大きな幼虫がころりと出てきた。
アリ地獄こと「ウスバカゲロウ」の幼虫は成虫になるのに2~3年かかると言われており、この大きさなら来年羽化するだろうか。
アリジゴク1014-2.JPG






















表は砂粒を纏っていて姿がわかりにくいが、ひっくり返すと大きな顎や脚が目立って一目瞭然だ。

4つのベンチ下の穴はみなウスバカゲロウの幼虫だったが、一体いくつあるのか?
数えなかったが100は超えているだろう。
アリジゴク1014-3.JPG



















2023年10月14日 東京都 アミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科 ウスバカゲロウ

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