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暗い林縁に白いヒトツメカギバ [チョウ目]

林縁でアカネ属のトンボがいた。
ヒメアカネか?と期待したが、残念「マユタテアカネ」のメスだった。
ここではよく見かけるマユタテアカネも東京都レッドデータブック2020では準絶滅危惧に指定された。
ちなみにヒメアカネは一つ上の絶滅危惧Ⅱ類だ。
マユタテアカネ0926.JPG



















薄暗い林縁の葉上で良く目立つ白いものを見つけた。
6~10月に年2回現れる蛾のカギバガの仲間の「ヒトツメカギバ」だ。
カギバガ科は多くが前翅の先端が鉤のような形状になっているが、この種は丸い。
幼虫の食草はミズキで確かにすぐ目の前にミズキがある。
ヒトツメカギバ0926-2.JPG



















白い翅に黄土色に縁どられた目のような模様(眼状紋)があるのが名の由来のようだが、これをどう見て一つ目としたのがが理解できないでいる。この褐色の模様を目と見立てたとすれば、両側の翅にひとつずつ合わせて二つあるのだが・・・
ヒトツメカギバ0926-3.JPG



















2023年9月26日 東京都 トンボ目トンボ科 マユタテアカネ、チョウ目カギバガ科 ヒトツメカギバ 

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