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おっ、こんなところにスジグロシロチョウ [チョウ目]

雑木林を冬蛾を探して歩いてみたが、1頭に先に見つかって飛ばれてしまって収穫なし。
以前にフユシャクのメスを見つけた田んぼ脇の木道に行ってみた。
擬木柵に蛹が付いていた。
「スジグロシロチョウ」の蛹のようだ。
スジグロシロチョウ0112-1_1.jpg



















少しすると横木の下にももう一つ。
きっと田んぼの畔に食草のイヌガラシでもあったのだろう。
久しぶりに見たスジグロシロチョウの越冬蛹。
頭の突起の根元にある黒い一対の角のようなものは何なのだろう?
スジグロシロチョウ0112-2_1.jpg



















2017年1月12日 東京都
チョウ目シロチョウ科 スジグロシロチョウ              CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

ビワの花 [季節]

ビワの花が咲いていた。
辺りには甘い香りが漂って、おやっ!こんないい香りがするのかと改めて気付いた。
この匂いにハエやアブたちが羽音を立てて集まっていた。
大きなアブはハナアブ。
ビワの花0102_1.jpg



















近くの案内板ではたらふく食べてお腹いっぱいなのだろうか?日光浴中のものも。
ナミハナアブ0102-1_1.jpg



















花の周りには、ツマグロキンバエ?
無数のアブたちが飛び交っている。
ツマグロキンバエ0102_1.jpg



















ビワの葉を揺らしながらチュルチュル♪という声が聞こえてきた。
声の主はメジロたち。
花の蜜が大好物。
今の時期は、サザンカ、ツバキにも訪れる。
これらの花は、花粉を運んでくれる鳥たちも大切なお客さん。
ビワの実は私たちも美味しくいただくが、花も虫や鳥たちのレストランだ。
ビワとメジロ0102_1.jpg





























2017年1月2日 東京都
ハエ目ハナアブ科 ハナアブ、クロバエ科 ツマグロキンバエ
スズメ目メジロ科 メジロ
CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

アトリの群れ [鳥類]

この冬は関東のあちこちでアトリの当たり年。
fieldの公園にも11月頃からトウカエデやケヤキの木にやって来ていたが、どんどん数が増して今や数百羽はいるだろうと思われるまでになった。
木々の種を食べ尽くしたか、地面に降りて落ちた種を啄んでいる。
人が近づくと一斉に近くの枝に飛び上がりまた降りてくる様は壮観だ。
この日は、陽も傾いて時間がなかったためその瞬間を撮るのは諦めた。
アトリ0106.JPG



















顔の色が黒っぽくいかついのがオス。
アトリ0106-1.JPG



















顔が白っぽいのがメス。
メスの方がやさしい顔つきだ。
この大きな群れはいつまでいてくれるだろうか?
アトリ0106-2.JPG



















2017年1月6日 東京都
スズメ目アトリ科 アトリ     CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ

1羽のタヒバリ [鳥類]

昨年から公園の芝生に1羽の「タヒバリ」いる。
いつもほとんど同じ場所で、餌を探している。
タヒバリ0106_1.jpg



















タヒバリはハクセキレイなどと同じセキレイ科で、日本にはユーラシア大陸やサハリンなど北の地から冬鳥として飛来するそうだ。セキレイ科だけあって時折お尻をフリフリ。
よく似たセキレイ科のビンズイも同じ冬鳥だが、タヒバリは初めて見た。
ビンズイには目の後ろに白斑があるがタヒバリにはなく、地鳴きが異なるようだが声は確認できなかった。
タヒバリ0106-2_1.jpg



















1羽で居ついているようで、何時見ても周りに仲間はいない。
寂しいだろうと思うのだが、ここにはいつも同じ科のハクセキレイがいる。
交流があるのだろうか?
いつまでいるのか、時折確認してみたい。
タヒバリ0106-1_1.jpg



















2017年1月6日 東京都 
スズメ目セキレイ科 タヒバリ  CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ


年賀 写真訂正 お恥ずかしい! [季節]

年も明けて早4日、あっという間に正月休みも終わりました。
ここで衝撃の事実が・・・。

年賀に記載したウズラカメムシの写真が間違いだとご指摘いただきました。
ウズラカメムシ幼虫と出したのはエビイロカメムシの幼虫です。
普段、通称エビちゃんと親しんでいたエビイロカメムシの幼虫を何故かウズラカメムシとしてしまい痛恨の極みです。
うっかりにもほどがある。
エビちゃんの名誉のためにも名前を訂正いたしました。
年賀2017blog小.jpg



















そして本来のウズラカメムシはこちら。
謹んでお詫び申し上げます。
新年早々、えらいこっちゃ!
今年はどんな年になるやら?
年賀2017blogウズラカメムシ小.jpg



















キノカワガ 動く! [チョウ目]

真冬に見られる虫は数少ないが、その中でも個人的に気になるのが「キノカワガ」。
名前の通り翅はまさに木の皮。
木の皮といっても翅の色がまるで樹皮に付いた地衣類、さらに翅の付け根の黒線が樹皮の裂け目を模している。
個体によりその模様も様々だが、自分に似た模様の樹皮にとまっているところに驚かされる。
自分の翅の模様が見えているとしか思えないのだ。

12月15日に見つけ以前にも記載した当時のキノカワガの状態。
キノカワガ1215_1.jpg



















1月2日に確認すると、わずかに上方に移動していた。
寒い冬にはほとんど春までその位置を変えない事もあるが、暖かかったから動いたのだろうか。
この冬見つけたのはこの1頭だけなので、春まで目が離せない!
キノカワガ0102_1.jpg



















2016年12月15日、2017年1月2日 東京都
チョウ目コブガ科 キノカワガ              CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX 

月と火星と金星と [天体]

昨日、陽が暮れて買い物へ行く道すがら、月の横にすごく輝く星があり、金星かなぁ、接近しているなと思って見ていた。
帰ってまったり飲んでいると、置いて行った携帯の知人からの着信に気付いた。
電話をかけると今日月に金星が大接近、明日は火星が大接近することを知らせたかったとのこと。
なるほどである!
それで月と金星が近かったのか!
なかなか酔っていたのでこの日は撮影断念。

天体を撮影することはほとんどないので、要領がわからないがそれなりに今日撮って見た。
月の右下が火星。
右上がみずがめ座アクエリアスのλ(ラムダ)星だそう。
月と火星0103_1.jpg



















もっともっと右下に目をやるとさらに輝く金星があった。
昨日は月のすぐ脇にあったのだが・・・。
天体は美しく神秘的だが、冬の夜の寒さはやはり身に染みる。
森のキョロちゃんさんありがとうございました!

みずがめ座アクエリアスのλ星の上に写っている星は、みずがめ座78だと森のキョロちゃんさんが調べてくださいました!
月と火星0103-1_1.jpg





























2017年1月3日 埼玉県
CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ


今日もフユシャク [チョウ目]

今日は北風が強く体感的にも寒かった。
晴れていたが珍しく鳥たちの姿も少ない。
虫たちも見つからないのでいつもフユシャクが見られる公園のトイレをチェック。

照明の脇にいたのは昨日メスを見た「イチモジフユナミシャク」のオス。
メスの色合いはお気に入りだが、オスは普通に地味。
ただ一対の黒点は愛嬌がある!
イチモジフユナミシャク0103_1.jpg



















壁面の一番下にいたのは「シロオビフユシャク」のオス。
今シーズン初確認だ。
これで確認した種は、クロスジフユエダシャク、チャバネフユエダシャク、ウスバフユシャク、クロオビフユナミシャク、サザナミフユナミシャク、ナミスジフユナミシャク、イチモジフユナミシャクとこのシロオビの8種。ただメスはイチモジのみだ。
さて、今後どれだけ見ることが出来るだろうか?
フユシャクの季節も着実に進んでいる。
シロオビフユシャク0103_1.jpg



















2017年1月3日 東京都
チョウ目シャクガ科イチモジフユナミシャク、シロオビフユシャク
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX

今年の初撮り イチモジフユナミシャク [チョウ目]

元旦は家でまったり飲んでだらだら、はて何をしていたか覚えていない・・・。
さすがにこれだけいい天気なので今日は早々にカメラを持って出掛けた。

天気はいいが、さすがに気温は低いのでチョウたちの姿は見られない。
谷戸の畑で出迎えてくれたのは「ジョビコ」。
ふっくら膨らんだのがかわいいが、すっとしたいでたちもなかなか凛々しい。
ジョウビタキ0102_1.jpg





























3時間ほど歩いてようやく谷戸の御神木、イヌシデの木に見つけたフユシャクのメス。
淡いエメラルドの蝶ネクタイが魅力的な「イチモジフユナミシャク」だった。
イチモジフユナミシャク0102-1_1.jpg



















エメラルドと書いたが、色にはいろいろ。
ちょっと調べてみたら、シアン系の甕覗(かめのぞき)に近いかも。
そんな色の名称があるとは!

今シーズン確認したフユシャクではこのイチモジフユナミシャクが初めてのメス。
やはり夜の探索をしなければ、いい瞬間は撮れそうにない。
イチモジフユナミシャク0102-2_1.jpg



















2017年1月2日 東京都
スズメ目ヒタキ科 ジョウビタキ
チョウ目シャクガ科 イチモジフユナミシャク
CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX


明けましておめでとうございます! [季節]

うちの近所の神社で初詣を済ませてきました。

酉年なのでウズラ
本年も変わらずどうぞよろしくお願いいたします。
2017年元旦
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