深緑の葉の上 死と生と [自然]
ゼフィルスと呼ばれるシジミチョウの仲間、丘陵ではアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミドリシジミ、オオミドリシジミ、ウラゴマダラシジミなどが美しさを堪能させてくれる。
例年見られるのは5月末から。
遅かれ早かれ見られる時期はおおむね1か月ほどだろう。
ただ7月に入ってからも時折見られることがある。
この日出逢ったのは、翅が傷んだ「ウラナミアカシジミ」。
間もなく寿命が尽きるだろうに、無事役目を終えたのだろうか?
きっとそうだと思いたい、お疲れ様!
湿地や田んぼの周りでは、たくさんのカエルたちが水中生活から陸へと上がっていた。
まだオタマジャクシの名残、尻尾の残った「シュレーゲルアオガエル」の若。
顔の下に両手を入れるのは、このカエルのお決まりのポーズなのか?
大人になったシュレがよくこのポーズをしているのを見かける。
なるほど、若い頃からの習慣なのね。
厳しい水中生活を乗り越えたが、これからさらに厳しい陸上の生活が待っている。
頑張って!
2015年7月10日 東京都
チョウ目シジミチョウ科 ウラナミアカシジミ 無尾目アオガエル科 シュレーゲルアオガエル
EOS70D EF100mm F2.8L IS USM