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真冬の赤、青、黄色 [季節]

雑木林を歩いていると、足元で赤い色が目に入った。
褐色の落ち葉の上に、目立つ赤色は「ヤブコウジ」の実。
縁起木で十両の別名がある。
一両はアリドオシ、百両はカラタチバナ、千両はセンリョウ、万両はマンリョウでどれも赤い実。
赤い実は鳥たちも好物で、いつの間にかなくなっている。
丘陵で多く見られるのは、十両と万両、鳥たちが種を運んでいるのだろう。

ヤブコウジ1221.JPG


















こちらも鳥たちに人気の青い実、群生する「ジャノヒゲ」。
葉の根元にあるのでなかなか気付かないが気を付けてみると結構見つかる。
ジャノヒゲの実はスーパーボール!
青い実を剥いた白い球はよく弾むのでついつい。
似たものに葉が長く株立ちのナガバジャノヒゲ、葉幅が広いオオバジャノヒゲがある。
ジャノヒゲ1221.JPG


















気が付けば、ソシンロウバイの黄色い花が咲いていた。
今年もあと数日、今に思えば一年はあっという間、早いものである。
ソシンロウバイ1221.JPG


















2014年12月21日 埼玉県
ツツジ目サクラソウ科 ヤブコウジ
クサスギカズラ目クサスギカズラ科 ジャノヒゲ
クスノキ目ロウバイ科 ソシンロウバイ      CANON EOS70D EF-S60mm F2.8 マクロ USM/内臓ストロボ