タカを見る [鳥類]
昨晩毎回楽しみにしているNHKのドキュメント72時間は「長野 タカを見上げる峠で」だった。
多くの人が白樺峠に集い、渡りゆくタカを見ている。
それぞれの人がそれぞれの思いで双眼鏡やカメラを構えている姿は、いつもの72時間だ。
今回のテーマがいつもと違うのは、自分も同じように山でタカを見ている事。
白樺峠は渡り途中のタカたちが集まって、上昇気流に乗ってタカ柱を作りさらに南を目指していく。
僕はタカ柱を見たことが無いが、それはそれは素晴らしい光景に違いないと思う。
一昨日、山でタカを見ていると、「クマタカ」が目の前に現れた。
今までにこれほど低空で見たのは数えるほどだった。
ここでは繁殖も確認されていて幼鳥の姿も見られるが、姿を見せてくれたのは成鳥で繁殖に成功した個体かもしれない。胸のあたり素嚢が膨らんでいるので食後かな。
この後、ハシブトガラスに追われて尾根の向こうへ飛び去った。
カラスと比べてこれほどの体格差で反撃すればカラスはひとたまりもないと思うのだが、能ある鷹は爪を隠すと言われるように反撃したところを見たことが無い。
無益な争いはしないのだろう。
TVに映し出された方々と僕の違いは、僕が生活の糧としてタカを見ている事。
なので渡りの時期だけでなく1年じゅう見ている。
一日その場にいて全く見られない日もあるが、そんな時山々を見ているだけで気持ちが落ち着く。
この日、クマタカが飛んだのは2回だけだったが、その姿を見られた事に感謝である。
タカへの思いで通づる部分も多々あって見ていて面白かった。
数年後、ひょっとしたらこの群衆の中に自分がいるかもとも思ったのだった。
2023年11月9日 埼玉県(丘陵外) タカ目タカ科 クマタカ
多くの人が白樺峠に集い、渡りゆくタカを見ている。
それぞれの人がそれぞれの思いで双眼鏡やカメラを構えている姿は、いつもの72時間だ。
今回のテーマがいつもと違うのは、自分も同じように山でタカを見ている事。
白樺峠は渡り途中のタカたちが集まって、上昇気流に乗ってタカ柱を作りさらに南を目指していく。
僕はタカ柱を見たことが無いが、それはそれは素晴らしい光景に違いないと思う。
一昨日、山でタカを見ていると、「クマタカ」が目の前に現れた。
今までにこれほど低空で見たのは数えるほどだった。
ここでは繁殖も確認されていて幼鳥の姿も見られるが、姿を見せてくれたのは成鳥で繁殖に成功した個体かもしれない。胸のあたり素嚢が膨らんでいるので食後かな。
この後、ハシブトガラスに追われて尾根の向こうへ飛び去った。
カラスと比べてこれほどの体格差で反撃すればカラスはひとたまりもないと思うのだが、能ある鷹は爪を隠すと言われるように反撃したところを見たことが無い。
無益な争いはしないのだろう。
TVに映し出された方々と僕の違いは、僕が生活の糧としてタカを見ている事。
なので渡りの時期だけでなく1年じゅう見ている。
一日その場にいて全く見られない日もあるが、そんな時山々を見ているだけで気持ちが落ち着く。
この日、クマタカが飛んだのは2回だけだったが、その姿を見られた事に感謝である。
タカへの思いで通づる部分も多々あって見ていて面白かった。
数年後、ひょっとしたらこの群衆の中に自分がいるかもとも思ったのだった。
2023年11月9日 埼玉県(丘陵外) タカ目タカ科 クマタカ
2023-11-11 20:47
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