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秋の谷戸で [季節]

林縁を歩いていて、足元に鮮やかなオレンジ色を見つけた。
何だろうとメガネをかけて見ると、あまり見たことが無いシデムシの仲間か?
帰って調べると「ヨツボシモンシデムシ」のようで、今までに撮ったことが無かった。
雑木林の掃除屋さんだ。
ヨツボシモンシデムシ1105.JPG



















田んぼの畔でカヤネズミの巣を探していたら、目の前に上から降った来たのは「ハラビロカマキリ」の褐色型のメス。通常みられるのは緑色型がほとんどで褐色型は少ない。
今シーズン2度目の出会いだった。
ハラビロカマキリ1105.JPG



















カラスウリの葉で群れていたのは、カメムシの仲間の「シロヘリクチブトカメムシ」の幼虫たち。
南方系のカメムシで生息域を北へ拡大しているらしい。
群れている幼虫は時折見るが調べると成虫はまだ撮ったことが無かった。
シロヘリクチブトカメムシ1105.JPG



















このすぐ隣の花の終わったヨモギには銅金色に輝くハムシがいた。
鮮やかに輝く体が美しい。
この色、ドウガネブイブイに似ているなぁ。
ヨモギにいるから「ヨモギハムシ」。
ヨモギハムシ1105-0.JPG



















この金銅色と青藍色の2色がいるが、探しても青藍色のものは見つからなかった。
メスはお腹がパンパンに膨らんで、たくさんの卵を持っているようだ。
このハムシはの越冬は卵と成虫らしい。
ヨモギハムシ1105.JPG



















2023年11月5日 東京都 コウチュウ目シデムシ科 ヨツボシモンシデムシ、ハムシ科 ヨモギハムシ、カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ、カメムシ目カメムシ科 シロヘリクチブトカメムシ

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