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今日も暑かった! [季節]

今年の夏は過去に例を見ない暑さではないだろうか。
先月には5日ほど頭痛、吐き気、倦怠感の体調不良で我慢ならずに医者に行って熱中症と診断されて1時間の点滴を受けて回復した。
がその後も時折頭痛や倦怠感があり、朝晩少しは涼しくなったが早くこの暑さがおさまってくれないかと。
暑さ寒さも彼岸までと言われるようにようやくとの予報に安堵しているのだが・・・

今日は午前中は比較的しのぎやすかった。
花期が長い「ママコノシリヌグイ」の花をじっくりと見てみた。
葉裏や茎の棘は鋭いが、花は白にピンク色の金平糖のようで可愛くも美しい!
それにしても何でこんなヒドイ名前を誰が付けたのか?
漢字で書くと継子の尻拭いで、血の繋がりのない子の尻を棘のある葉や茎で拭いた事から付けられたといわれているが、何故そんな発想がと思わずにはいられない。
ママコノシリヌグイ0917.JPG



















林縁で見つけたのは初めて見るトラカミキリの仲間の「クビアカトラカミキリ」だった。
裸眼で見てアブの仲間かと思ってメガネをかけたら、おおっ!トラカミキリ!
似た種にブドウトラカミキリがいるが、明らかに腹部が太く短いのでクビアカだ。
犬顔でなかなか可愛い!
クビアカトラカミキリ0917.JPG



















ヨシの葉にいたクロコノマチョウの幼虫を見ていたら、目の前の葉に何やら白いT字が上下に重なっていた。
よく見るとトリバガの仲間が交尾していたようで、何とも面白い。
小さいしこれが虫とわかる人は本当に少ないだろうなぁ。
トリバガの仲間0917.JPG





























花が咲き出したノダケでは、あちこちに「キアゲハ」の小さな幼虫たちがいた。
周りにはキイロスズメバチの姿も見られ、気を付けないと見つかれば肉団子にされてしまう。
無事成虫になって空に羽ばたけるものがどれだけいるか。
自然界は厳しい。
キアゲハ0917.JPG



















2023年9月17日 東京都 ナデシコ目タデ科 ママコノシリヌグイ、コウチュウ目カミキリムシ科 クビアカトラカミキリ、チョウ目トリバガ科 トリバガ sp.、アゲハチョウ科 キアゲハ


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