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エノキグサにモンシロナガカメムシたち [カメムシ目]

田んぼの脇に小さなエノキグサの群落があった。
花もそろそろ終わりで小さな子房が膨らんでいた。
その周りをアリたちが忙しく動き回っているなぁと思ったが、よく見るとアリではなさそう。
写真を撮って見ると小さなカメムシ、ん~確か「モンシロナガカメムシ」だったか~
子房に口を指して汁を吸っていた。子房の塊の大きさは3㎜ほどでカメムシは8㎜弱くらいと共に小さい。
モンシロナガカメムシ0827-1.JPG



















小さいうえに動きが早いのでなかなかうまく写せない。
モンシロナガカメムシ0827-2.JPG



















まだ翅の小さな幼虫もあちこちで見られ、エノキグサは大賑わいだった。
モンシロナガカメムシ0827-3.JPG



















池横のオギにはこちらもまだ小さいうさ耳の「クロコノマチョウ」の幼虫が2ついた。
この近くにもう少し大きな幼虫たちがいたのがいなくなっていた。
ハチにでもやられてしまったのだろうか?
クロコノマチョウ0827.JPG





























後日林縁で見つけたお尻のハサミがカッコイイ「ヒメハサミツノカメムシ」。
こちらは15㎜ほどとまだ大きい。
このハサミは交尾の時にメスを挟む役割らしいがまだ見たことが無い。
その際メスを傷つけないためか、滑らないようにか、写真を見てハサミの先端の下側にオレンジ色の毛が生えているのを初めて知った。
ヒメハサミツノカメムシ0903.JPG



















2023年8月27日、9月3日 東京都 カメムシ目ヒョウタンナガカメムシ科 モンシロナガカメムシ、ツノカメムシ科 ヒメハサミツノカメムシ

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