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11年前の今日は [季節]

過去の今日の中からランダムに選んだ今から11年前の2011年の2月3日。
撮った写真から晴れの良い天気だったようだ。

一時、ススキやオギのこのくるくるをよく撮っていたのを思い出す。
僅かに残った種子からオギだと思うのだが、当時はススキと記していた。
この2種は生えている状況から一目瞭然なので、やはりススキだったのだろうか?
オギ.JPG





























幹に張り付いていた鮮やかな緑色は「オナガグモ」。
この時期に成体がいるということは成体で越冬なのだろう。
ピンと足を延ばした状態を保つのはしんどくないのだろうか?と余計な心配をしてしまう。
オナガグモ.JPG



















冬枯れの梢に「ルリビタキ」のメス。
撮った写真を見るとその時の様子が浮かんでくるが、さすがに10年を超えるとこの日の写真を見ても全く記憶が蘇らない。よっぽど印象的なものでなければ覚えていないなぁ。
ルリビタキ.JPG



















冬に毎年探すのはスイバやギシギシの「ベニシジミ」の幼虫。
かなり根元に潜んでいたのか、それとも葉を触って根元に落ちたのか?
ベニシジミ.JPG



















エノキの根元の神経衰弱、「オオムラサキ」の幼虫を見つけていた。
ほっそりした個体が多い中で、これはなかなかでっぷりしていて体形はまるでゴマダラチョウのようだ。

1月に受けた健康診断でひっかかり、昨日今日と精密検査の予約で病院に行って来た。
元来、病気とはほとんど無縁でこの歳まで来たので、いざとなるとかかりつけもなく大変面倒。
歳も歳なのでいい機会。まぁそんなことを言えるのは結果次第だが・・・
オオムラサキ.JPG



















2018年 東京都 イネ目イネ科 オギ、クモ目ヒメグモ科 オナガグモ、スズメ目ヒタキ科 ルリビタキ、チョウ目シジミチョウ科 ベニシジミ、タテハチョウ科 オオムラサキ

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少しずつ春へ [季節]

甘い香りがするなぁと香りをたどっていくと咲いていた「ロウバイ」。
黄色い花弁に根元が赤く美しい。
今が見頃だろう。
ロウバイ0131.JPG



















湿地では「ハンノキ」も開花。
長く垂れ下がっているのはオス花で根元にある小さな楕円形がメス花。
ハンノキは花粉症の原因ともされ人によっては手放しでは喜べない。
咲く花の数が少しづつ増えて季節の移ろいが感じられる。
ハンノキ0131.JPG



















田んぼ脇のクワの枝先にはすでに空の「クワコ」の繭が風になびいていた。
クワコの幼虫や成虫は時折見られるが、探しても見つからないのが同じクワに付くクワエダシャクの幼虫。
いないはずはないと勝手に思っているのだが、まだ見つけられないでいる。
クワコ0130.JPG



















昨日、日暮れ前の薄暗い落ち葉だまりで何やらごそごそと音がするのでそぉっと覗いてみると、音を立てていたのは今シーズン2度目の遭遇「トラツグミ」だった。
この前日、ほぼ同じ時間にそれらしき影を見たのだが、近くに人が通りあっという間に飛び去り確認できずにいた。同じ個体と思われるがとにかく敏感で、なかなか手ごわい。
トラツグミ0130.JPG



















2022年1月30-31日 東京都 クスノキ目ロウバイ科 ロウバイ、ブナ目カバノキ科 ハンノキ、チョウ目カイコガ科 クワコ、スズメ目ヒタキ科 トラツグミ

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