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秋の蛾たち~ヒメヤママユ [チョウ目]

朝灯りに来た居残り蛾がいる職場に久しぶりに昨日と今日出勤した。

そろそろ秋の蛾たちが見られる頃だ。

さて、何が来ているかと見るとまずは「エグリヅマエダシャク」。
翅のつま=褄・端がえぐれている事からの命名だろう。
なかなかかっこいい形をしている。
幼虫はツバキ科、ブナ科、バラ科、ツツジ科、スイカズラ科など何でも食べる広食性のようだ。
エグリヅマエダシャク1031.JPG



















秋の常連、緑色が美しい「ケンモンミドリキリガ」もいた。
この色は苔に擬態していると言われている。
確かに苔の生えた木に止まっていると見つけにくいだろう。
ケンモンミドリキリガ1031.JPG



















今朝は同僚が大きなのがいるよと教えてくれた。
早速見に行くと硝子戸の高い位置にいたのは今シーズン初認の「ヒメヤママユ」のオスだった。
手元に降りてもらって撮影。
このデザイン、色合い、目玉模様は何度見ても美しく迫力がある。
昨日いたエグリヅマエダシャクは今日も同じ場所で同じ姿勢、ケンモンミドリキリガは姿を消していた。

今年もまたこの仲間のクスサンは見逃してしまった。
残るはウスタビガのみだ。
ヒメヤママユ1101-2.JPG



















2021年10月31日、11月1日 東京都 チョウ目シャクガ科 エグリヅマエダシャク、ヤガ科 ケンモンミドリキリガ、ヤママユガ科 ヒメヤママユ

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