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今シーズン初めてのフユシャクのメス 2種 [チョウ目]

寒さが増す冬、ますます虫が見られなくなる中、次々と新たな種が現れるフユシャクガの仲間たち。
この冬も期待通り。

フユシャクと呼ばれる仲間は、どの種もメスはオスと異なる姿で翅が無いかとても小さく飛ぶことが出来ない。
だからオスメス両方を見たいと思うのだ。

昨日、今シーズンオスは確認したが未見だったメスたちに出逢った。
雑木林の貴婦人、ホルスタイン、エレキング(ウルトラマンの怪獣)などの愛称がある「チャバネフユエダシャク」のメス。
クリーム色と黒の配色、翅が無いことが特徴だ。
フユシャクのメスの中では大きく見応えがある。
チャバネフユエダシャク1225_1.jpg



















同じ場所で見つけたこちらも初見の「クロオビフユナミシャク」のメス。
チャバネのメスが翅が無いのに対してクロオビは最も翅が大きな種。
大きな翅は表面積が大きく熱が奪われやすい事から寒い冬には不利だと思われるのだが・・・。
今までmyfieldで見つけることが出来ず、昨年はプチ遠征してようやく出逢うことが出来たが今年は嬉しい再会だった。
クロオビフユナミシャク1225_1.jpg



















2018年12月25日 東京都 チョウ目シャクガ科 チャバネフユエダシャク、クロオビフユナミシャク

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