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オオスズメバチ オスバチ巣の前で待ち伏せる! [ハチ目]

先月中旬に存在を初めて知った「オオスズメバチ」の巣。
林内の粗朶柵の下に造られていて、よく近くを歩いていたのだが全く気付かなかった。
その日、目の前を無数のオオスズメバチが飛び交っていて、元をたどっていくと十数メートル離れた粗朶柵の下に巣を見つけたのだった。
飛んでいたのは全てオスバチで新女王が旅立つ時を狙っていたようだ。
オスバチは触角が12節(メスは11節)あり見た目に長く感じ、腹部もメスと比べて大きいのが特徴だ。

あれから半月、そろそろ終わったかと見てみると、まだ数頭のオスが巣の入り口(写真左上の枝の下)を監視していた。
オオスズメバチ1201-1_1.jpg



















過去に見た最も遅くまで活動していた巣は12月の10日位だったので、それに次ぐ長さだ。
少しの間見ていたが、ワーカーの出入りや新女王が出ていくのは見られなかった。
果たしてまだこの巣が活動中なのか?新女王が旅立つのかは判らなかったが、オスバチの数も極端に減っているので間もなく終焉を迎えるだろう。
撮ったオスバチの写真を見ると、腹部にスズメバチに寄生するスズメバチネジレバネの頭が覗いているように見える。
この個体をgetして確認すればよかった思ったが、後の祭り 残念だった。
オオスズメバチ1201-2_1.jpg



















2018年12月1日 東京都 ハチ目スズメバチ科 オオスズメバチ

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