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探せどなかなか虫が見つからず・・・ [季節]

今日は昼から少しfieldを歩いて見た。
当初は晴れていたものの間もなく雲が太陽を遮り、期待していたアキアカネや越冬チョウたちも見られなかった。
木杭で見つけたのは「クロオビフユナミシャク」のオス。
今が出現のピークだろう、残念ながらメスを見つけることは出来なかった。

クロオビフユナミシャク1218_1.jpg



















冬のカメムシ、比較的多く見かけるのが「ツヤアオカメムシ」だ。
落ち葉の下などで越冬しているが、幹や木杭でも見られる。

名前の通り艶のある綺麗な緑色がよく目立つが体色は名前の青色ではない。
自然界の色として緑色は青と表現されることが多い。
信号の緑も青と呼ばれる。
緑と青に限っては、色が違えど呼び名に全く違和感が無いのは日本人独特の文化なのだろう。
ツヤアオカメムシ1218_1.jpg



















冬の葉が落ちた枝先などに目に付くミノムシの蓑。
普通に見られるのはチャミノガ、オオミノガ、クロツヤミノガ、ニトベミノガなどがいる。
種毎に蓑に特徴があるが、大きく切った葉を付け蓑の開口部付近に幼虫の頭部脱皮殻を付けるのは「ニトベミノガ」。
その点からこの蓑は「ニトベミノガ」のものだろう。
ミノガは幼虫越冬、この中に幼虫がいるのだろうか?
日が陰り、こちらも蓑を着たい寒さだった。
蓑の中はきっと暖かいに違いない。
ニトベミノガ1218_1.jpg



















2018年12月18日 埼玉県 チョウ目シャクガ科 クロオビフユナミシャク、カメムシ目カメムシ科 ツヤアオカメムシ、チョウ目ミノガ科 ニトベミノガ

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