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ここ数日で確認した初冬の蛾たち [チョウ目]

今年はクロスジフユエダシャクが大量発生でついそちらに目がいきがちだが、職場やトイレの夜の灯りには例年たがわぬメンバーが集まっている。
今最も多く見られるのが、一見クロスジフユエダシャクのような「ナカオビアキナミシャク」。
フユシャクの定義の一つにメスは翅が小さいか退化して無いということだが、この種のメスには飛ぶことが出来る翅がある。従ってフユシャクではないのだ。
ナカオビアキナミシャク1203_1.jpg



















ナカオビより大型の「カバエダシャク」もこの時期の常連だ。
トイレの灯りにやって来ていたのだが、2日程は全く動かずこのままの状態でいた。
カバエダシャク1203_1.jpg






















職場の窓ガラスに来ていた「ハンノキリガ」。
地味だがシックでこれからの季節にピッタリの色合いとデザインが絶妙で美しい!
ハンノキリガ1204_1.jpg



















日が落ちた真っ暗なガラス戸にとまっていた蛾。
ストロボを焚いて撮って見ると鮮やかな緑色が浮かび上がった。
ここでは初見の「アオバハガタヨトウ」。
幼虫の食草はバラ科やブナ科なので周りにはたくさんある。
個体によってはもっと緑色が濃い個体もいるようだ。
コンデジにディフーザーを付けていないのでマイナス補正で撮影したが、やはり思うようには写せない。

さぁ、これから冬が深まるごとに灯りに集まる蛾たちの種が替わっていく。
次は何に出会えるか、楽しみだ!
アオバハガタヨトウ1130_1.jpg



















2018年11月30日~12月4日 東京都 チョウ目シャクガ科 ナカオビアキナミシャク、カバエダシャク、ヤガ科 ハンノキリガ、アオバハガタヨトウ

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