もうすぐ開花 ヒトリシズカ [植物]
今日も暖かく、狭山丘陵のサクラも今週末には見頃となりそう。
湿地ではシュレーゲルアオガエルの鳴き声を初確認♪
今年はアカガエルの鳴き声を聞けなかったので嬉しい。
雑木林を歩くと足元にアマナが開花しているのを見つけた。
こんなところにあったとは・・・。
他の場所でまだ蕾も見ていなかったのでこれも初確認、ここは早い!
ヒトリシズカはまだかいな?
と見に行ってみるとコナラの根元ににょきにょきと茎を伸ばし、葉の間からは白い雄しべの花糸が見えていた。
花糸の根元に雌しべの黄緑色の柱頭と雄しべの黄色い葯も見える。
匂いを嗅ぎつけてか、色に惹かれてか、早速ハエがやって来ていた。
ブラシのような独特の花が見られるのももう少しだ。
2017年4月6日 東京都
ユリ目ユリ科 アマナ
センリョウ目センリョウ科 ヒトリシズカ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM
ホソバにヒロバに・・・、春のガたち [チョウ目]
ファーの付いたコートに毛むくじゃらの脚。
blog既出の「ホソバトガリエダシャク」。
こちらは少し高いところにいたよく似たガ。
同じようないでたちだが、よく見ると翅の2本の横線の折れ具合が異なる「ヒロバトガリエダシャク」。
毎年どっちがどっちだっけと調べ直さなければならないので面倒な2種だ。
まぁ、記憶力が無いことが問題なのだが・・・。
この時期お馴染みのモンキッキこと「モンキキナミシャク」もお出まし。
小さいガだが、なかなか個性的なデザインなのだ。
調べても名前がわからないものも多く、特に小さなナミシャクの仲間はお手上げ。
これは解かるかと撮ってみたものの、似たものが3種ほどあり自力では断念。
FBのもすくらぶで「ウスジロエダシャク」と教えていただきすっきり!
いよいよ本格的な春がやって来た。
さて、今晩あたりお目当を探しに行ってみよう。
2017年3月29,30日 東京都
チョウ目シャクガ科 ホソバトガリエダシャク、ヒロバトガリエダシャク、モンキキナミシャク、ウスジロエダシャク
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX
初見から1か月 ミヤマセセリ [チョウ目]
いよいよ春本番となりタチツボスミレやコスミレなどたくさんのスミレたちが林縁を彩っている。
そんな中ようやく咲き始めた「フモトスミレ」。
とても小さい花だが、真っ白な花弁が目を惹く。
今年の初見が3月3日と早かったが、その後なかなか見られないでいた「ミヤマセセリ」。
このところの暖かさで、多くを目にするようになってきた。
今まではほとんどがオスばかりだったが、今日ようやくメスに出会った。
メスの特徴である前翅の白斑が際立っている。
今年見たチョウの新成虫は本種とモンキチョウ、ベニシジミ、コツバメ、スジグロシロチョウ。
次はトラフシジミとツマグロキチョウかな。
まだ、ルリシジミとヤマトシジミは見ていないなぁ!
2017年4月4日 東京都
スミレ目スミレ科 フモトスミレ
チョウ目セセリチョウ科 ミヤマセセリ RICOH WG-4
こんなところにアサギマダラ その後 [チョウ目]
2月2日に都内のある場所で見つけた「アサギマダラ」の幼虫。
その後どうなったかと見に行った。
キジョランの葉の丸い食痕が増えていることから期待が持てた。
3mほどの高さまで伸びた葉裏に小さい幼虫が1頭いた。
高すぎて近くで見れず。
下の方の葉には、丸々太った大きな幼虫がいた。
順調に生育しているようで、蛹化までの食料としてのキジョランの葉も充分だろう。
食欲も旺盛のようで、見ている間にも丸く開いた葉をしきりに食べていた。
この周辺でキジョランを探してみたら全部で3株見つかったが、幼虫がいるのはこの株だけだった。
そもそもここにキジョランがあるはずが無く、誰かが持ち込んだとしか思えない。
葉を調べると高いところにいたものも含めて全部で3頭いた。
さて、無事蛹になれるだろうか?
これからも時折見に行ってみよう。
2017年3月30日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 アサギマダラ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX