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もうすぐ開花 ヒトリシズカ [植物]

今日も暖かく、狭山丘陵のサクラも今週末には見頃となりそう。
湿地ではシュレーゲルアオガエルの鳴き声を初確認♪
今年はアカガエルの鳴き声を聞けなかったので嬉しい。

雑木林を歩くと足元にアマナが開花しているのを見つけた。
こんなところにあったとは・・・。
他の場所でまだ蕾も見ていなかったのでこれも初確認、ここは早い!
アマナ0406_1.jpg



















ヒトリシズカはまだかいな?
と見に行ってみるとコナラの根元ににょきにょきと茎を伸ばし、葉の間からは白い雄しべの花糸が見えていた。
ヒトリシズカ0406-1_1.jpg



















花糸の根元に雌しべの黄緑色の柱頭と雄しべの黄色い葯も見える。
匂いを嗅ぎつけてか、色に惹かれてか、早速ハエがやって来ていた。
ブラシのような独特の花が見られるのももう少しだ。
ヒトリシズカ0406-2_1.jpg



















2017年4月6日 東京都
ユリ目ユリ科 アマナ
センリョウ目センリョウ科 ヒトリシズカ                CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


ホソバにヒロバに・・・、春のガたち [チョウ目]

3月終わりの夜回りで見つけた春のガたち。

ファーの付いたコートに毛むくじゃらの脚。
blog既出の「ホソバトガリエダシャク」。
ホソバトガリエダシャク0329_1.jpg



















こちらは少し高いところにいたよく似たガ。
同じようないでたちだが、よく見ると翅の2本の横線の折れ具合が異なる「ヒロバトガリエダシャク」。
毎年どっちがどっちだっけと調べ直さなければならないので面倒な2種だ。
まぁ、記憶力が無いことが問題なのだが・・・。
ヒロバトガリエダシャク0329_1.jpg



















この時期お馴染みのモンキッキこと「モンキキナミシャク」もお出まし。
小さいガだが、なかなか個性的なデザインなのだ。
モンキキナミシャク0329_1.jpg



















調べても名前がわからないものも多く、特に小さなナミシャクの仲間はお手上げ。
これは解かるかと撮ってみたものの、似たものが3種ほどあり自力では断念。
FBのもすくらぶで「ウスジロエダシャク」と教えていただきすっきり!

いよいよ本格的な春がやって来た。
さて、今晩あたりお目当を探しに行ってみよう。
ウスジロエダシャク0330_1.jpg



















2017年3月29,30日 東京都
チョウ目シャクガ科 ホソバトガリエダシャク、ヒロバトガリエダシャク、モンキキナミシャク、ウスジロエダシャク
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX

初見から1か月 ミヤマセセリ [チョウ目]

いよいよ春本番となりタチツボスミレやコスミレなどたくさんのスミレたちが林縁を彩っている。
そんな中ようやく咲き始めた「フモトスミレ」。
とても小さい花だが、真っ白な花弁が目を惹く。
フモトスミレ0403_1.jpg






















今年の初見が3月3日と早かったが、その後なかなか見られないでいた「ミヤマセセリ」。
このところの暖かさで、多くを目にするようになってきた。
ミヤマセセリ0403-1_1.jpg






















今まではほとんどがオスばかりだったが、今日ようやくメスに出会った。
メスの特徴である前翅の白斑が際立っている。

今年見たチョウの新成虫は本種とモンキチョウ、ベニシジミ、コツバメ、スジグロシロチョウ。
次はトラフシジミとツマグロキチョウかな。
まだ、ルリシジミとヤマトシジミは見ていないなぁ!
ミヤマセセリ0403-2_1.jpg






















2017年4月4日 東京都
スミレ目スミレ科 フモトスミレ
チョウ目セセリチョウ科 ミヤマセセリ  RICOH WG-4


こんなところにアサギマダラ その後 [チョウ目]

2月2日に都内のある場所で見つけた「アサギマダラ」の幼虫。
その後どうなったかと見に行った。
キジョランの葉の丸い食痕が増えていることから期待が持てた。
3mほどの高さまで伸びた葉裏に小さい幼虫が1頭いた。
高すぎて近くで見れず。
アサギマダラ0330-1_1.jpg



















下の方の葉には、丸々太った大きな幼虫がいた。
順調に生育しているようで、蛹化までの食料としてのキジョランの葉も充分だろう。
食欲も旺盛のようで、見ている間にも丸く開いた葉をしきりに食べていた。
アサギマダラ0330-2_1.jpg



















この周辺でキジョランを探してみたら全部で3株見つかったが、幼虫がいるのはこの株だけだった。
そもそもここにキジョランがあるはずが無く、誰かが持ち込んだとしか思えない。

葉を調べると高いところにいたものも含めて全部で3頭いた。
さて、無事蛹になれるだろうか?
これからも時折見に行ってみよう。
アサギマダラ0330-3_1.jpg



















2017年3月30日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 アサギマダラ         CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX


なかなかの存在感! ヒゲマダラエダシャク [チョウ目]

トイレを見回ると夜間照明に訪れたと思われる中型のガがいた。
小さいのばかり見ているので、久しぶりにおおっ!と目を見張った。
地味だが存在感のある「ヒゲマダラエダシャク」のオス。
ヒゲマダラエダシャク0329-1_1.jpg



















名前の由来は褐色と淡い黄色のまだら模様からだろうか。
ヒゲマダラエダシャク0329-2_1.jpg



















翌日、夜の観察で別のトイレを探索していると入口で上から落ちてきた同種。
何故落ちてきたのかわからないが、場所は違えど昨日も今日も。
今がこのガの発生ピークなのだろう。
ヒゲマダラエダシャク0330_1.jpg



















2017年3月29、30日 東京都
チョウ目シャクガ科 ヒゲマダラエダシャク       CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX