竹から生まれたかぐや姫の正体は・・・ベニカミキリ [コウチュウ目]
落葉貯めの竹の柵に何かが蠢いていた。
おやっ、何?と見ると、開いた穴から顔を出している「ベニカミキリ」だった。
竹の中で育ったベニカミキリがいざ外の世界へ、しかしここに最後の試練があった。
自らの顎で食い破り出てくるのだが、穴の大きさが問題だ。
恐らくここまでは順調に出たと思うが、最も太い腹部が引っかかって前脚で踏ん張るも思うようにいかないようだ。
穴の形がいびつで、一見厳しそう。
少しの間、様子をうかがっていたがいつまでも見ているわけにもいかず後ろ髪を引かれながらもこの場を後にした。
以前ルリボシカミキリの羽脱にも偶然立ち会ったが、やはりこの状態でかなりの時間を費やし約30分ほどかけて無事脱出していた。
周りを見ると既に羽脱しているものが2頭いたが、うち1頭は羽化不全なのか後翅が綺麗に収まっていなかった。
飛べるかどうかわからないが、何とか生き抜いて欲しいものだ。
2017年4月24日 東京都
コウチュウ目カミキリムシ科 ベニカミキリ RICOH WG-4
おやっ、何?と見ると、開いた穴から顔を出している「ベニカミキリ」だった。
竹の中で育ったベニカミキリがいざ外の世界へ、しかしここに最後の試練があった。
自らの顎で食い破り出てくるのだが、穴の大きさが問題だ。
恐らくここまでは順調に出たと思うが、最も太い腹部が引っかかって前脚で踏ん張るも思うようにいかないようだ。
穴の形がいびつで、一見厳しそう。
少しの間、様子をうかがっていたがいつまでも見ているわけにもいかず後ろ髪を引かれながらもこの場を後にした。
以前ルリボシカミキリの羽脱にも偶然立ち会ったが、やはりこの状態でかなりの時間を費やし約30分ほどかけて無事脱出していた。
周りを見ると既に羽脱しているものが2頭いたが、うち1頭は羽化不全なのか後翅が綺麗に収まっていなかった。
飛べるかどうかわからないが、何とか生き抜いて欲しいものだ。
2017年4月24日 東京都
コウチュウ目カミキリムシ科 ベニカミキリ RICOH WG-4