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ベニマシコのメス [季節]

一昨日、fieldでは早春の木々の花々が咲き始めていた。
錦糸卵や昔息をふいて音と共にぴゅーッと伸びたおもちゃのような、春先にまんず咲くといわれる「マンサク」。
マンサク0217.jpg



















サクラの中では最も早く咲く「カワズザクラ」も10輪ほどが開花していた。
例年咲き始めは花弁がうまく開かない花が多いのだが、今年は写真のように奇麗に咲いた花が多く見られた。
カワヅザクラ0217.jpg



















まだだろうと思ったが、念のために見てみたら咲いていてちょっとびっくりの「サンシュユ」。
小さな黄色い花が可愛い。
サンシュユ0217.jpg



















黄色と言えば、階段脇の良く目立つシダの葉の下にいた成虫越冬の「キタキチョウ」。
暖かい日があったので、越冬していた場所から飛んでここに来たのかもしれない。
触覚は翅の間に格納していたので、再び越冬モードのようだ。
キタキチョウ0217.jpg



















林内を歩くと次々と飛び去る「シロフフユエダシャク」。
後翅が白く飛ぶと白っぽく見え良く目立つが、落ち葉に紛れるとなかなか見付けられない。
シロフフユエダシャク0217.jpg



















翌日、ビオトープ近くのオギの群落でピポ、ピポ♪という「ベニマシコ」の特徴のある声を聞いた。
どこにいるのか声の先を探してみると、葉の落ちた枝先にとまっているメスを見つけた。
この冬は鳴き声は聞こえるが姿を見ることが出来ず、姿をはっきりと見たのはこの冬初めてで、飛来している数は1羽だけだったかもしれない。
この前の週に、この近くで胸や腹部がほのかに赤い若オスを見たが写真に撮ることは出来なかった。
移動途中に立ち寄った可能性が高かった。

今シーズンはアトリやイカルの大きな群れは見られないし、ウソも留まっているようだが数羽の鳴き声だけで数が少ない。暖冬の影響だろうか?
今日も暖かかったが明日は20℃越え、そのあとは冷たい雨が降り10℃やそれ以下の寒い日が続くとの予報で体調管理がたいへんだ!
ベニマシコ0218.JPG



















2024年2月17、18日 東京都 ユキノシタ目マンサク科 マンサク、バラ目バラ科 カワヅザクラ、ミズキ目ミズキ科 サンシュユ、チョウ目シロチョウ科 キタキチョウ、シャクガ科 シロフフユエダシャク、スズメ目アトリ科 ベニマシコ

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